部署の垣根を越えた一貫した教育体制で
マリアンナらしい『医療人の価値観と専門性』を育む
大学病院における人財育成において、法律で定められた医師の初期・後期臨床研修や、日本看護協会によるラダーシステムは広く知られており、これまでも強固な体制が敷かれてきました。しかしその一方で、病院の運営と日々の医療を支えるその他の多くの医療職や事務職の研修については、これまで各部署が独自に、かつ個別に行ってきたのが実情です。
今後、当院がより質の高い医療を安定的かつ持続的に提供していくためには、全職種において、入職直後の初期教育、日々のスキルアップ、そして未来の指導者育成までを横断的に統合・管理する専門の部署が必要不可欠でした。
このような課題意識のもと、当院では2023年度より「人財育成部門」を立ち上げ、医療職および事務職の代表者による意見交換の会議を毎月重ねてまいりました。それぞれの職種が抱える初期教育やキャリアパスをはじめとした人財育成上の課題を共有し、「医療を行うために医療人が持つべき共通の価値観とは何か」について、職種の枠組みを越えて徹底的に議論を深めてまいりました。
この2年間にわたる議論の結晶として、今年度より新たに開設されたのが、この「職員研修センター」です。 当センターでは、これまでの医師・看護師養成の枠組みを超え、病院で働くすべての教職員を網羅し、初期教育からスキル・キャリアアップまでを一貫してサポートいたします。
患者中心の多職種協働の第一歩は、互いの仕事内容や専門性を深く理解することから始まります。当センターでの研修を通じて、全職員が同じ方向を向き、強い絆で結ばれた「真のチーム医療」を実践できるよう、全力を尽くしてまいります。
聖マリアンナ医科大学病院 大学病院人財育成センター
職員研修センター長 大坪 毅人
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認知症(老年精神疾患)治療研究センター