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メディカルサポートセンター

メディカルサポートセンター

ご挨拶

メディカルサポートセンター(MSC)は、当院が特定機能病院としての役割を果たすため、地域医療施設との連携を図りながら高度な医療を必要とする患者さんを紹介いただき、また状態の落ち着いた患者さんについては地域医療施設等に逆紹介して患者さんが住み慣れた地域で生活できるよう支援しています。

今年度MSCは、

  1. 管理事務部門
  2. 地域医療連携部門
  3. 入退院支援・相談部門
    a)入退院支援 b)医療福祉相談 c)栄養相談 d)専従活動 e)難病相談
  4. ベットコントロール部門

の4つの部門で構成され、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・管理栄養士等メディカルスタッフと事務職員が協働して地域の医療機関や施設からの紹介患者さんの受診から入院、退院後の生活まで、安心した療養が受けられるよう、様々な不安や悩みに対して専門的な立場から相談支援を行っております。

MSCのかかげる「Vision・Mission・Value」は以下の通りです。

Vision 優しくも力強い連携
Mission 特定機能病院として円滑な病病・病診連携、多様な相談機能を通じて地域における責務を果たす
Value メンバーが同じ方向性を示し、診療をサポートすることで、職場と地域 における医療の質向上に貢献する

スタッフ一同業務に邁進する所存ですので、よろしくお願いいたします。

1. 管理事務部門

管理事務部門では広報誌の発行・近隣医師会との交流会・地域連携WEBセミナー開催に関する企画・立案の他、各部門間の連絡調整などの業務にもあたります。

地域連携Webセミナー配信終了

当院ではコロナ禍の2020年より新たな連携のかたちとして、自宅・通勤途中・職場などでいつでもどこでも最新の治療やトピックスなどを動画でご視聴いただける「医療者向けの動画配信サービス」を行ってまいりましたが、6月末日をもって終了させていただきました。これまで、ご視聴をいただきありがとうございました。

2. 地域医療連携部門

地域医療連携

皆さんは病気にかかったら、どうしますか?当然、医師にみてもらいますが、地域の診療所・クリニック(以下「診療所」)ですか?それとも当院のように設備の整っている大病院ですか?当院でも直接来院される患者さんも診察を受けられます。もちろん当院を受診されるに相応しい患者さんや入院を必要とされる患者さんも大勢いらっしゃいますが、明らかに症状が軽く診療所での対応が十分に可能な方もおられます。症状が重い方から軽い方まで大病院に集中しますと、医療機関本来の役割を果たすことができず、“3時間待ちの3分診療”という事態になりかねません。
これを解消するには、病院が診療所や施設と連携して、患者さんを受診するのにふさわしいと思う施設へ紹介する仕組みが「病診連携」すなわち「地域医療連携」です。この根幹には、厚生労働省の定める効率の良い医療提供体制の確保をとなえた「地域医療構想」の理念があります。先ず患者さんは可能な限り診療所(クリニック)を受診して、医師から当院へ紹介していただくことにしましょう。
また、当院での精密検査や治療が行われて安定されましたら、引き続き診療所(クリニック)へお戻りいただくか、複数主治医制により診療継続をすることを積極的に進めています。

かかりつけ医

外来を中心とした医療は診療所(クリニック)が受持ち、入院が必要であれば病院などが受持つ、これが機能と役割の分担で、地域住民の医療の質向上を高める考え方です。そこで、地域の皆さんには是非とも「かかりつけ医」を持っていただき、気軽に病気に関して相談し、ご自身の健康維持に心がけるようお願いします。

「紹介状」の重要性

「かかりつけ医」が専門的な検査や入院が必要と判断した場合には、病状やお薬の内容を記載した診療情報提供書(以下「紹介状」)が渡されますので、その紹介状を持って当院を受診してください。患者さんご自身の判断で当院の受診を希望される場合でも、必ず紹介状を書いてもらいましょう。「かかりつけ医」をお持ちいただければ、いつもの医師からの紹介状により情報共有でき、不用なお薬の処方もなくなります。検査や入院治療が済んだ段階で当院から「紹介状」を発行しますので、元の「かかりつけ医」で引き続きの治療や経過観察を続けることができます。

医療費の負担軽減

当院へ紹介状をお持ちいただけない患者さんからは、選定療養費として初診の方は7,700円、再診の方は3,300円を健康保険の初診料とは別に自費で徴収させていただいております。紹介状をお持ちになると選定療養費は頂戴いたしません。このような利用法が患者さん、当院の双方にとって大変有益で、これからの病院の上手な利用方法となりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

セカンドオピニオン(完全予約制)

現在、「乳がん」「肺がん」をはじめ、様々な診療におけるセカンドオピニオンを実施しており、当部門はその予約を受付ける窓口です。詳しいことは当院のホームページをご覧になるか、当部門までお問い合わせください。

(電話:044-977-8111 (代表) ※「セカンドオピニオン」とお伝えください。)

特別診察(完全予約制)

当院では平日午後の時間帯に、診察待ち時間がなく、特定の医師による最高の医療と接遇を基本としたサービスを提供いたします。診察室も待合室も一般外来と別に設けられ、プライバシーの確保に細心の注意を払っています。予約をご希望の方は当部門までお問い合わせください。

(電話:044-977-8111 (代表) ※「MSC特診予約」とお伝えください。)

3. 入退院支援・相談部門

a) 入退院支援

入退院支援には専従・専任の看護師が配置されており、安心して入院生活が送れるよう、薬剤師、管理栄養士などの多職種と協働しながら入退院に関する相談や支援を行っています。

入院支援は、入院となる患者さんが安心した入院生活を送ることができるように、入院前に患者さんの状態を把握し、入院に対する不安の解消等を目指し支援しています。また、退院に関わる問題に対しては、早期より病棟スタッフや退院支援・医療福祉相談と連携していきます。

退院支援は、急性期の治療を終えた患者さんが必要な看護・介護が受けられ、退院後も住み慣れた地域で安心して生活が送れるように相談支援を行っています。また、外来通院中の患者さんに対しても、在宅療養中の不安や療養場所の変更等の相談に対し支援しています。
ご相談をご希望の方は医師、看護師へお伝えいただくか、直接MSCまでお問い合わせください。原則予約制とさせていただきます。

b) 医療福祉相談

医療福祉相談は、専門のソーシャルワーカー(MSW)が心理的・社会的な問題に対する解決・調整援助(受診や入院に伴う不安への心理的支援など)、転院・退院に対する援助(転院先の病院の紹介、在宅療養についての情報提供など)、社会復帰に対する援助(復学・復職についての援助など)、経済問題に対する解決・調整援助(社会保障・公的補助などの紹介と活用など)についての相談を行っています。
ご相談をご希望の方は医師、看護師へお伝えいただくか、直接MSCまでお問い合せください。原則予約制とさせていただきます。

c) 栄養相談

栄養相談は、管理栄養士が休診日を除く毎日、個人相談により糖尿病や腎臓病、高血圧、心疾患、脳血管疾患、肝疾患などの慢性疾患の食事療法について、また、胃・十二指腸潰瘍、炎症性腸疾患、手術の前後、がん、低栄養、摂食・嚥下障害など、あらゆる疾患に対しての栄養相談を行っています。栄養相談は予約制となっています。

d) 専従活動

専従活動部門は、褥瘡・ストーマ・失禁ケア全般に関して、皮膚・排泄ケア認定看護師が入院中または外来通院患者さんに適切に指導・アドバイスを行っています。

e) 難病相談

難病相談部門は、難病法に基づいて指定されている指定難病(2022年4月現在、338疾患)を対象疾患としてご相談に応じています。また、定期的に、患者さんとご家族、医療従事者の方を対象に研修会を開催しております。ご興味のある方は是非ご参加ください。

相談方法 電話:044-977-8111 (代表) ※「難病相談」とお伝えください。
対応曜日・時間 火曜日・水曜日 いずれも9時~16時
■難病講演会のお知らせ(移行期医療)

【日時】2023年2月20日(月)13:00〜2023年3月20日(月)13:00

iryoo.comでの配信

※上記期間内のお好きな時間帯に視聴することが可能です。

※視聴には、iryoo.comへの登録が必要です。

問い合わせ先:聖マリアンナ医科大学病院メディカルサポートセンター難病相談部門

       TEL:044-977-8111(電話交換手に「難病相談宛て」とお伝えください)

 
■難病講演会のお知らせ(両立支援)

【日時】2023年3月22日(水)13:00〜14:00Zoomウェビナー配信

オンデマンド配信:2023年3月23日(木)13:00~2023年3月29日(水)13:00(オンデマンド配信はiryoo.comで配信いたします)

※上記期間内のお好きな時間帯に視聴することが可能です。

※視聴には、iryoo.comへの登録が必要です。

問い合わせ先:聖マリアンナ医科大学病院メディカルサポートセンター難病相談部門

 

4. ベッドコントロール部門

ベッドコントロール部門は、全病棟の入院・退院と空床状況を把握しています。
入院を必要とする患者さんへの説明・電話連絡・病状に適した病床提供を行い、入院中の患者の病棟移動の調整も行っています。

このように、各部門の職員が専門領域の知識をいかんなく発揮して業務に取り組んでおります。

chinetsmall地域医療ネットワークのさらなる強化を目的として開催しております。

 

2023年度
開催日 UP日
第45回報告誌

2023年10月21日
家で過ごしたい認知症夫婦~あなたならどうかかわる?~

2023年11月30日

第44 回報告誌

2023年5月25日

末期心不全患者の療養を考える~人生会議いつやるの?~

2023年7月19日 

第43 回報告誌

2023年3月1日

抗がん剤治療患者の在宅管理

2023年7月19日
2022年度
開催日 UP日
第42回報告誌 2022年10月13日
経鼻経管栄養法と在宅酸素療法を持ち、在宅療養へ移行した極低出生体重児の支援と連携
2022年12月8日
第41回報告誌 2022年6月21日
茶話会開催いたし〼
~ちょっとした会話をきっかけに新たなつながり(連携)をつくりませんか~
2022年7月25日

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