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病院長挨拶

院長写真
院長写真

安全で質の高い
医療を提供できる
特定機能病院の役割

聖マリアンナ医科大学病院長

大坪 毅人

聖マリアンナ医科大学は2011年より、菅生キャンパスリニューアル委員会を発足し、「選ばれる病院 人・社会・未来から」を新病院のテーマとして、また、「多様な高次機能をそなえ、人に優しく、働きやすく、社会の変化に柔軟に対応できる未来志向型病院」を新病院のビジョンとして検討を重ねてまいりました。ようやく新入院棟の完成を見ることができましたので一言ご挨拶を申し上げます。

当院は大学附属病院として1974年2月12日菅生の地に開院以来、地域の中核病院および教育研修病院として運営されて参りました。その後、医療法の改正により特定機能病院として、さらには地域医療構想に基づく高度急性期病院としての機能を求められております。

当院には三つの特徴があります。
一つ目の特徴は、特定機能病院としての役割を果たすべく、高度な医療安全管理体制のもと、高難度手術や高度医療の提供およびその開発・研修を行っております。
二つ目の特徴は、地域の中核病院としての機能を十分に発揮できるよう多くの診療科を揃えております。さらに診療の横の繋がりとも言える診療施設部門・診療連携部門を多数設置し、患者さん・時代・社会から必要とされる医療を提供できるように努めております。 三つ目の特徴は、災害拠点病院として有事の際に備えております。災害発生時には病院全体が、通常時モードから災害時モードにスイッチを入れ替える様に設備を整え、様々な防災訓練を実施しております。

今後、病院別館を外来棟へ改修するまでは、これまで通りの病院本館で外来を行います。2024年秋には外来棟をリニューアルし、2026年秋にはグランドオープンを予定しております。それまでの間、導線の関係でみなさまに多大なご迷惑をおかけすることとなりますが、何卒ご理解ご協力を賜りますことをお願い申し上げます。

最後となりましたが、われわれは、病院の理念であります“生命の尊厳を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供する”を実践できるよう、教職員が一丸となって努めて参ります。

聖マリアンナ医科大学病院長
大坪 毅人