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形成外科

形成外科

主病棟 入院棟9階南病棟
外来 外来棟3階3B外来
対応疾患 先天異常(口唇・口蓋裂、小耳症、臍ヘルニア、多指症、合指症など) 頭頸部再建、乳房再建、胸壁・腹壁再建 顔面外傷、熱傷、皮膚腫瘍、母斑 難治性潰瘍、瘢痕、ケロイド 眼瞼下垂、腋臭症、陥入爪など

ご挨拶

このたび、令和7年4⽉1⽇付で聖マリアンナ医科⼤学形成外科学教室主任教授を拝命いたしました松本洋と申します。

私はこれまで、腫瘍切除や外傷等 により⽣じた組織⽋損に対し、マイクロサージャリーを⽤いた再建⼿術を専⾨に取り組んでまいりました。

こうした再建⼿術は、術後の機能および形態の維持・改善に⼤きく寄与することから、形成外科診療の中核を成す分野と位置づけられております。今後は、これまでの経験を活かしながら、当院形成外科の診療体制のさらなる充実を図るとともに、地域の医療機関の皆様との連携を⼀層強化し、患者さんにとって質の⾼い、安全で信頼される医療の提供に尽⼒してまいる所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 

松本 洋(主任教授)

診療部長

松本 洋(主任教授)

診療内容

形成外科では、先天性および後天性の体表のあらゆる部位の病変、変形を治療する科です。患者さんのQOLを向上し、社会適応を容易にすることを目的として、主に手術を中心とした外科的治療による機能および形態の再建を行っています。
手術は外来での局所麻酔下手術や入院しての全身麻酔下手術があります。
この他、当科では外来における内服薬や外用薬、注射による治療、レーザー治療、特殊な再生医療なども行っています。

対象疾患

  • 顔面外傷・骨折、顔面変型(顔面神経麻痺、眼瞼下垂など)
  • 熱傷・瘢痕拘縮
  • 先天異常(口唇口蓋裂、小耳症、乳房変形、臍ヘルニア・臍突出症、多指症・合指症など)
  • 皮膚腫瘍、軟部腫瘍、血管腫、リンパ管腫など
  • 悪性腫瘍切除後の再建(頭頚部再建、乳房再建など)
  • 皮膚難治性潰瘍、褥瘡
  • ケロイド、肥厚性瘢痕
  • 美容・腋臭症、陥入爪など 
初診外来 再診外来 専門外来
午前

田邊雅祥

鍋島諒大

清水文華

午後 [外来手術]
午前

宮野竜太朗

大沼舞

小島千怜

午後 [外来手術]
午前

○松本洋

佐々木絵里香

國府田聖

午後 [外来手術]
午前

田邊雅祥
清水文華

小島千怜

午後 [外来手術]
午前

宮野竜太朗

鍋島諒大
遠藤春夏

佐々木絵里香

午後

[外来手術]

午前 交替制
午後

〇=部長、△=副部長、[非]=非常勤

都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)

( )内の数字は第何週目かを示しています。

休診・代診のご案内

日程 診療科 変更内容
小島千怜医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
宮野竜太朗医師の午後外来を休診いたします。
大沼舞医師の外来を休診いたします。
清水文華医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
清水文華医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
佐々木絵里香医師の外来を休診いたします。
清水文華医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
清水文華医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
小島千怜医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
遠藤春夏医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
宮野竜太朗医師の午後外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
鍋島諒大医師の外来を休診いたします。
宮野竜太朗医師の外来を休診いたします。
宮野竜太朗医師の外来を休診いたします。
根本咲希医師の外来を休診いたします。
渡邊真美医師の外来を休診いたします。

主な手術および検査件数
(2021年度実績)

手術名・検査名 件数
外来手術 514
入院手術 421
合計
(外来手術+入院手術)
935
顔面骨・軟部損傷形成術 201
先天異常形成術 44
腫瘍切除および再建術
(乳房再建など)
588
瘢痕・瘢痕拘縮・
ケロイド形成術
39
難治性潰瘍形成術 6
炎症・変性疾患形成術 11
美容手術 1
その他 22
Extra レーザー治療 23

1985年、日本で最初に自家培養表皮移植に成功し、以降今日までに600例以上の症例を治療してきました。症例の内容としては、全身熱傷、熱傷後の瘢痕、広範な色素性母斑、白斑、刺青などがあります。また、主として外来で同種培養表皮移植による熱傷創の治療も行ってきました。培養表皮を用いての治療はまだ全国の病院で一般的に行われているものではなく、より高いレベルの培養表皮医療の提供を目指すために、当科では培養表皮 によるティッシュ・エンジニアリング技術の開発に最も力を入れています。そのほか、再生医療技術をもとにした多血小板血漿(PRP)による難治性潰瘍の治療にも取り組み、先進医療の認定も受けております。

乳房再建や臍形成術をはじめとして多くの分野で新しい手術を開発し、学会・論文で発表し、診療に役立ています。特に乳房再建では、日本の医科大学病院の中で最も多くの症例を扱い、最新の手術では再建したことがほとんど分からないような手術成果を上げています。

当科では、院内他科とも連携し、患者さんのQOL向上のために最新の形成外科手術・治療を行っています。患者さんの先天性・後天性の変形にお困りの場合は、どんな小さなことでも遠慮なくご相談・ご紹介下さい。

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