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診療記録管理室

診療記録管理室

ご挨拶

診療記録管理室は診療情報関連業務を独立させて設けた部署で、平成23年4月1日に発足致しました。

基本方針は診療情報の重要性を認識し、個人情報保護規程、並びに診療記録管理規程に沿った適切、堅実な診療記録管理体制を構築することです。

主な目的
  1. 特定機能病院として診療記録(カルテ)の内容に対して、質的かつ量的な監査を強化すること。
  2. 質の高いがん医療を提供することができるよう、地域がん診療連携拠点病院として膨大ながん情報の正確な把握のため「院内がん登録」とがん登録等の推進に関する法律が定められた「全国がん登録(2016(H28)年1月症例より実施)」を遂行すること。
  3. DPC病院としてDPC決定要因である医療資源最多病名と主たる治療・検査の確認等を行い、適正なDPCコーディングに努めること。
  4. 個人情報の取り扱いに基づく診療記録の開示全般の業務を行うこと。

診療記録管理室の室員構成は、医師3名、診療情報管理士15名、委託職員19名の計37名が配置され、入院担当14名、外来担当19名で業務を行っております。
当院は、2005(H17)年8月1日に電子カルテを主記録とした病院情報システムを稼働させております。電子カルテ以前の紙カルテについて診療・研究のために運用管理を行っております。
特に、特定機能病院・地域がん診療連携拠点病院・臨床研修指定病院等の高機能の病院を維持するため、診療記録管理を通じて高水準の医療の推進を支援すると共に、併せて我が国の医学・医療の発展・向上に寄与すべく努力を続けていく所存です。

業務内容

  1. 疾病のコーディングやコーディング内容の点検を行う業務

    1. ICDによる疾病コーディングや登録情報を検索する業務
    2. DPCコーディングの点検を行う業務
  2. アリバイ管理システムの運用管理
    1. 入退情報を管理する業務
    2. 紙カルテの貸出・受領点検を行う業務
  3. 病名・手術等の情報を検索する業務
  4. 疾病等の情報を抽出し統計化する業務
  5. 電子カルテシステムの病名やマスターを管理する業務
  6. 電子カルテの記載内容の点検、評価を行う業務
  7. 電子サマリーの記載内容の確認と検閲承認、並びに督促と作成・承認状況を報告する業務
  8. 診療記録の閲覧室や開示室を管理する業務
  9. 開示(公的開示含む)に伴う診療記録の事務全般の業務
  10. 地域がん診療連携拠点病院としての「院内がん登録」を実施する業務
  11. がん登録の法制化に伴う「全国がん登録」を実施する業務
  12. 入院・外来カルテ外部委託倉庫の点検と移管を行う業務
  13. 院内の診療情報抽出について管理する業務
  14. 説明・同意文書の書式標準化と電子同意書を作成する業務
  15. スキャン文書の管理とスキャン文書マスターを設定する業務

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