このたび、本院手術室内において、医療機器の使用に関する技術的支援等のため 手術に立ち会っていた取引先医療機器事業者の従業員が、患者さまの画像情報(X線画像等)をスマートフォン等で撮影し、院外へ持ち出し、当該事業者内で共有していたことが判明いたしました。
患者さま及び関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
報道等の指摘を受け本院にて調査を行ったところ、本院手術室内において、取引先医療機器事業者の従業員が3名の患者さまの画像情報を撮影し、院外へ持ち出していたことを確認いたしました。
画像情報の撮影及び持出し・共有・利用について、患者さまからの事前のご同意は得ておりませんでした。なお、撮影については当時担当した医師が口頭で了承していたものの、本院として必要な手続きは行われていませんでした。また、持出しや社内共有についての事前説明はなく、本院の了承を得た事実もございませんでした。
当該事業者への確認及び調査において、撮影され持ち出された3名分の画像情報には、患者氏名・ID等の個人を直接識別できる情報は含まれていないこと、また、撮影された画像は同社の社内関係者間で共有されていたものの、現時点において社外への提供や外部への二次流出は確認されていないとの報告を受けております。
対象となる3名の患者さま(及びご家族様)には、本院より順次事情をご説明のうえ、深謝とお詫びを申し上げております。また、本件については関係機関及び国の個人情報保護委員会へ報告を行っております。
本院では従来より、個人情報保護方針に基づき診療情報の適切な管理を行ってまいりましたが、本件を非常に重く受け止めております。今後は以下の対応を行い、再発防止を徹底いたします。
医療機器事業者等による手術室内での無断撮影及び持出しやカメラなどの持ち込みを厳格に禁止するとともに、診療情報を院外へ持ち出す場合の手順・運用基準を再定義し、遵守させます。
全教職員及び立ち入りを行う関係事業者に対し、個人情報保護ならびに 情報セキュリティに関する遵守事項を改めて周知し、管理体制を強化いたします。
当該事業者に対しては引き続き詳細な事実関係の確認を行うとともに、 厳正に対処し、確実な再発防止策の実施を求めます。
患者さまが安心して診療を受けていただける環境を改めて整えるとともに、全院を挙げて管理体制の強化と信頼回復に全力で取り組んでまいります。
令和8年8月19日
聖マリアンナ医科大学病院
病院長 大坪 毅人
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