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手術部位感染(Surgical site infection: SSI)チーム

手術部位感染(Surgical site infection: SSI)チーム

手術部位感染に対して(1)日常的発生頻度の把握(2)感染対策の評価と改善(3)集団発生の早期発見(4)職員に対する教育(5)病院外部からの評価を目的として消化器一般外科SSIチームで構成された多職種メンバーでチーム医療の一環として活動を行っている。
厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)手術部位感染(SSI)部門に参加している。

構成メンバー

消化器・一般外科:医師 3名
感染制御部:看護師2名、臨床検査技師1名、薬剤師1名
各病棟:看護師10名
中央手術部:看護師2名
栄養部:管理栄養士2名

活動内容

SSIカンファレンス

週1回、構成メンバーで各部署のSSI発生状況を把握する。また手術創部の状態や抗菌薬使用状況、細菌検査結果、栄養状態を確認し、感染対策を推進している。

SSIミーティング

月1回、月ごとの発生状況の集計並び評価を行い、その対策を話し合うとともに、各セクションでの問題点や改善策を話し合う場としている。

教育活動

年1回6月、新人職員を対象とした勉強会を開催している。

学会発表・論文

Takeharu Enomoto et al. Surveillance of Surgical Site Infection: Development of an Effective System. J. St. Marianna Univ. Vol 6, pp. 63-69, 2015


20231027
72回日本感染症学会東日本地方会学術集会
井田圭亮ほか、 当院における手術部位感染(SSI)サーベイランスの取り組み