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腎泌尿器外科

腎泌尿器外科

主病棟 新入院棟6階南
外来 病院本館3階

ご挨拶

当院の腎泌尿器外科が取り扱う領域は広く、腎不全、腎移植、排尿障害、尿路感染症、泌尿器科がんなどが含まれます。また副腎腫瘍、不妊症、男性性機能障害に関しても診療を行っております。
私たちはチームワークの充実・強化を進め、より安全で安心、信頼される腎泌尿器外科チーム医療を心掛けております。
おしっこが出づらい、おしっこが近い、血尿が出た、泌尿器科のがんが心配、男性機能に心配があるなどのお悩みのある方、ぜひ一度ご相談にお越しいただければ幸いです。

菊地 栄次(主任教授)

診療部長

菊地 栄次(主任教授)

診療内容

聖マリアンナ医科大学腎泌尿器外科は膀胱腫瘍外来、前立腺腫瘍外来、腎腫瘍外来、腎移植外来、腎不全外科外来など特殊外来を開設しより専門性の高い診療を心掛けております。泌尿器科がん診療、腎移植手術に関しては、経験豊富なスタッフがそろっていると自負しております。
また前立腺癌診断における3D-Image Fusion (MRI/超音波検査融合)生検、光線力学診断 (PDD)を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除術など最先端の診療ツールを積極的に導入し泌尿器科診療にあっております。

対象疾患

泌尿器科全般を扱いますが、主な疾患は下記の通りです。

  1. 泌尿器腫瘍
    • 腎腫瘍
    • 副腎腫瘍
    • 腎盂・尿管腫瘍
    • 前立腺腫瘍
    • 膀胱腫瘍
    • 精巣腫瘍
  2. 先天性疾患
    • 小児停留精巣
    • 膀胱尿管逆流
    • 真性包茎
    • 腎盂・尿道の形成術
  3. 良性疾患
    • 排尿障害
    • 前立腺肥大症
    • 尿膜管疾患
  4. 腎不全外科
    • 透析シャント手術
    • 腎移植

専門外来

名称 受付時間 概要
腎移植外来 月曜:午後
火曜:午前、午後
水曜:午後
土曜:午前(第2,4週)
月曜日の午後は腎移植に関する相談(術前の検査など)、火曜日、および土曜日の午前は腎移植後の経過観察を行なっています。
膀胱腫瘍外来 火曜:午後
前立腺腫瘍外来 水曜:午後
腎不全外科外来 月曜:午後
腎腫瘍外来 金曜:午後

詳しくはこちら

特殊検査・処置・入院・手術のご案内

名称 所要日数
(時間)
説明
生体腎移植 所要日数(時間)
 ドナー:10日前後
 レシピエント:
 血液型適合約3週間
 血液型不適合約4週間
両側の腎機能が正常な親族の方(ドナー)からの腎摘出手術(主に腹腔鏡手術)により提供された一つの腎臓を、末期腎不全となった方(レシピエント)の右(または左)の下腹部へ移植します。レシピエントは、生涯にわたる免疫抑制剤が必要です。腎移植に関する詳細をお知りになりたい場合は、主担当の篠田までお問い合わせください。
PDD-TURBT 7-10日 膀胱腫瘍に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術を、蛍光膀胱鏡を用いて行う手術になります。より癌の検出能が上がります。
膀胱全摘除術+
尿路変更
21-35日 筋層浸潤性膀胱癌の標準治療になります。新しい尿の出口の作成(尿路変向)を同時に行います。尿路変向の種類によって入院期間が異なります。
腹腔鏡下腎尿管全摘除術 10-14日 腎盂・尿管癌に対しては、癌の浸潤の程度によりますが、適応症例には腹腔鏡補助下に手術を行います。
ミニマム創拡大
前立腺全摘術
8日-11日 当院での前立腺癌に対する手術療法です。下腹部正中に約7cmの皮膚切開で腹腔鏡補助下に手術を行います。比較的小さい傷で局所進行癌(被膜浸潤)の手術も可能であり、根治性も高い内容となっております。
MRI/
超音波融合前立腺生検
2泊3日 MRI画像で認められた病変を精密に採取できる検査です。会陰(自転車のサドルがあたる部分)から生検針を穿刺し組織を採取します。基本的には脊椎麻酔下で行いますので、2泊3日の入院を要します。
初診外来 再診外来 専門外来
午前 △篠田和伸 西智弘
(交替制)
午後 [腎移植外来]
△篠田和伸
[腎不全外科外来]
△丸井祐二
午前 ○菊地栄次
早川望
早川望
(交替制)
[腎移植外来]
△丸井祐二
午後 [膀胱外来]
○菊地栄次
早川望
[腎移植外来]
△丸井祐二
午前 相田紘一朗 中澤龍斗
午後 (交替制) [前立腺腫瘍外来]
中澤龍斗
午前 中澤龍斗 相田紘一朗(2,3,4,5)
西智弘(1)
午後 中澤龍斗
(交替制)
午前 早川望 △篠田和伸
午後 相田紘一朗 [腎腫瘍外来]
早川望
午前 青木直人(1,3)
西智弘(2,5)
相田紘一朗(4)
早川望(1,3,5)
(完全予約制)
中澤龍斗(2,4)
(完全予約制)
[腎移植外来]
△篠田和伸(2,4)
午後

〇=部長、△=副部長、[非]=非常勤

都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)

( )内の数字は第何週目かを示しています。

休診・代診のご案内

現在「休診・代診のご案内」はありません。

手術名・検査名 件数
【泌尿器科関連手術】
副腎摘除術(開腹) 2
副腎摘除術(鏡視下) 4
副腎摘除術(小切開) 0
経皮的腎・尿管砕石術(PNL) 0
体外衝撃波砕石術(ESWL) 0
腎部分切除術(開腹) 0
腎部分切除術(鏡視下) 0
腎部分切除術(小切開) 1
単純腎摘除術(開腹) 1
単純腎摘除術(鏡視下) 0
単純腎摘除術(小切開) 3
根治的腎摘除術(開腹) 1
根治的腎摘除術(鏡視下) 14
根治的腎摘除術(小切開) 4
腎尿管全摘膀胱部分切除術(開腹) 0
腎尿管全摘膀胱部分切除術(鏡視下) 9
腎尿管全摘膀胱部分切除術(小切開) 0
腎盂形成術(開腹) 0
腎盂形成術(鏡視下) 0
腎盂形成術(小切開) 0
移植用腎採取術(小切開) 6
移植用腎採取術(鏡視下) 13
腎移植術 21
経尿道的尿管砕石術(TUL) 0
尿管膀胱吻合術(VUR防止手術を含む) 1
膀胱脱メッシュ修復術 0
膀胱全摘除術(開腹) 3
膀胱全摘除術(鏡視下) 0
膀胱全摘除術(小切開) 1
尿管皮膚瘻造設術(膀胱全摘除術を伴うもの) 0
尿管皮膚瘻造設術(膀胱全摘除術を伴わないもの) 1
回腸(結腸)導管造設術(膀胱全摘除術を伴うもの) 3
回腸(結腸)導管造設術(膀胱全摘除術を伴わないもの) 0
新膀胱造設術 1
経尿道的膀胱腫瘍切除術 82
尿道形成術 0
尿道下裂形成術 0
尿失禁手術(TVT、TOT) 0
精巣摘出術 4
停留精巣摘出術(開腹) 0
停留精巣摘出術(鏡視下) 0
高位精巣摘出術 3
精巣固定術(精巣捻転に対する) 5
停留精巣固定術 0
停留精巣固定術(鏡視下) 0
経尿道的前立腺切除術(TUR-P) 1
経尿道的前立腺核出術(TUEB) 10
前立腺被膜下摘出術(開腹) 0
前立腺全摘除術(開腹) 0
前立腺全摘除術(鏡視下) 0
前立腺全摘除術(小切開) 21
ロボット支援下根治的前立腺全摘除術 0
ロボット支援下腎部分切除術 0
【腎不全外科手術(腎臓内科併診)】
ブラッドアクセス手術 161
(自己血管内シャント手術) 110
(人工血管内シャント手術) 21
(上腕動脈表在化手術) 8
(長期留置カテーテル留置術) 34
CAPD用カテーテル関連手術 5
副甲状腺摘出術(部分自家移植含む) 2

研究内容

  1. 腎不全領域
    腎不全患者さんへの外科的治療の上では、血液透析のためのシャント手術、腎移植が主なものです。透析患者さんにとって大きな関心事である、シャント手術後の長期的な開存のために、どのようなことを改善すべきかを研究しております。
    透析患者さん、腎移植患者さんのQOL(生活の質)を向上するための探求として、生活様式やスポーツなどが与える影響についても研究しています。
  2. 腎移植領域
    基礎:臨床研究として、難治性である慢性抗体関連型拒絶反応の発症リスク因子の抽出と、免疫染色による新たなリスク分類の作成の試みを行っております。基礎研究としてはマウス腎移植モデル、心移植モデルを用いて免疫寛容誘導のメカニズム解析を行っております。
    臨床: 当院では現在まで通算241例の腎移植を実施してきました(2021年4月21日現在)。生体腎移植のみならず献腎移植も行っており、血液型不適合移植などのハイリスクな腎移植も行っております。当院では、腎臓内科と協力しながらよりよい腎移植医療をすすめております。
  3. 尿路上皮癌領域
    基礎:尿中エクソソーム、マイクロRNAを指標として膀胱癌を早期に、また高感度に診断する法の開発を行っています。同時に、それらのマイクロRNAが膀胱癌の機能に与える影響を解明するとともに、これを用いた新しい膀胱腔内注入療法の開発を目指しています。
    臨床:現在、尿路上皮癌に対する新規の治療薬剤の開発は目覚ましいです。本教室では、蓄積された症例を臨床学的に解析し、予後予測因子・効果予測因子などを検討することで、新薬時代の新たな治療戦略の構築を目指し研究をしております。
  4. 不妊領域(基礎)
    3次元再構築精巣をツールとして精細管の立体構造を解明し、精子形成障害の発生部位、形態、進展などを詳しく調べています。
    生まれつき男性不妊を併発する先天性白内障ラットの遺伝子を解析し、精子形成障害が発生する原因の解明を進めています。
  5. 前立腺癌領域
    限局性前立腺癌(転移のない)の治療前後の患者さんのQOL(生活の質)調査をおこなっております。当院で治療を受けられた方が癌の根治率はもとより、生活の質がどのように変化しているか質問票を用いて経時的に評価し調査しております。
    当院で前立腺生検(MRI/超音波融合前立腺生検含む)を受けた方の癌検出率を随時調査しております。臨床的に意義のある癌を効率よく検出するため前述の検討を行い、癌診断の効率化と患者さんへの負担の軽減を考えています。

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