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看護師特定行為研修センター

最終確認日:2020/4/28
ご挨拶

 この度、大学病院で総合診療にも対応できる看護師育成を開始するため、聖マリアンナ医科大学病院看護師特定行為センターを開設する運びとなり、センター長に就任した藤谷と申します。
 私たちの目指す総合診療のできる看護師の育成は、国内の大学病院で初めての取り組みと思われます。当センターのプログラムは、21区分38行為全てを履修し、臨床推論を強化するプログラムとなっております。すでに地域医療振興協会で特定行為研修の育成プログラムの実績があり、そのプログラムに追随する内容を目指しております。
 現在高齢化を迎え、さらに働き方改革も導入される中、タスクシェアリングが必要となり、特定行為のできる看護師の育成は急務と思われます。その中で大学創立50周年記念を迎えるにあたり、このセンターを立ち上げる事は、当大学としても非常に大きな取り組みと言えましょう。
 最終的には神奈川県、川崎市の地域に貢献していくことを目指しておりますので、今後の活動を温かく見守っていただけますと幸いです。


業務の案内

聖マリアンナ医科大学病院における看護師特定行為研修の取り組み

  2025年の高齢化の進展を見据え、チーム医療を推進することを目的に2015101日から保健師助産師看護師法の一部が改正され、看護師の特定行為に係る研修制度が施行されました。

当院においても、より質の高い急性期医療を提供していくためには「チーム医療」のキーパーソンである看護師が患者並びに医師その他医療関係者から期待される役割を自覚し、急性期医療または地域医療現場において高度な臨床実践能力を発揮していく必要があります。

 そのためには、患者の病状を的確に判断し、状態や状況に応じて速やかに医療処置の実施の有無を判断するアセスメント能力と医療処置管理能力が求められます。このような実践ができる看護師の養成には38行為全ての学習を基盤とした臨床推論能力が必要と考え、21区分38行為の全ての研修に取り組んでいます。

 

看護師特定行為研修の教育理念

【教育理念】

看護の専門性を基盤に、21区分38行為を駆使し、自律的に急性期におけるチーム医療の実践ができる看護師を育成します。

 

看護師特定行為研修の教育目的・目標

【教育目的】

特定行為看護師に求められる責務を遂行するために高度かつ専門的な知識および技術・態度を修得する。

 

【教育目標】

1.急性期の臨床場面において病態の変化をアセスメントする基本的能力を高める。
2.急性期の臨床場面において必要な治療を理解し、ケアを導くための基本的な能力を高める。
3.急性期の臨床場面において患者に配慮しつつ、必要な特定行為を安全に実践する能力を身につける。
4.問題解決に向けて多職種と協働する能力を高める。
5.自己研鑽に努め、臨床現場の変化に対応できる能力を高める。

 

看護師特定行為研修の特徴

【特徴】

1.診療看護師・特定行為研修教育の実績をもつ指導医による指導
2.看護師の特定行為研修に係る豊富な人材による指導体制
3.大学病院のもつ整備された教育環境
4.診療看護師による実践的な教育指導
5.症例数のある大学病院での実習が可能

 

 【学習のサポート体制】

1.e-ラーニング・演習学習後、さらに理解度の確認、学び方についてタイムリーなWebによる助言・指導を行います。
2.臨床経験・教育経験豊かな医師・診療看護師による実践的な演習・実習指導を行います。
3.実習期間は、指導医の指導のもと、手厚い具体的かつ実践的な指導を行います。
4.Wi-Fiなどネット環境のある学習環境を整えます。
5.メンタルサポートなど、研修生に対する細やかな支援を行います。
 

 

 【臨床実習に係る医療安全体制】

実習中に発生したヒヤリハット・インシデント・アクシデントなどの対応は、実習している施設の医療安全管理室で行います。

 

 【研修計画・実施方針】

1.学習の順序性を考慮した学習進度
研修生にとって効果的な学習となるよう、身体領域別の学習進度としています。たまた、OSCEのある科目・症例数の少ない科目を優先的に学び、手技のトレーニングおよび、行為別実習期間を長くとることで数多くの特定行為の経験ができる進度としています。
2.主体的で能動的な学習への転換
講義内容への質問および添削指導において、主体的で能動的な学習への転換となるよう指導者および指導補助者から学べる機会を提供します。
3. 特定行為を実践するための頭脳づくり
21区分38の特定行為を習得するためには、その基礎となる臨床推論力、フィジカルアセスメントが重要となります。症例検討を繰り返し行い、指導者からの助言を受けることで、特定行為を実践するための基礎的な知識を深める内容とします。
4.専門性を持つ指導者からの直接的な学びの実現
  各専門性をもった経験豊かな医師が指導します。また、流動的な時間割とすることで医師からの直接的な助言を受けられるよう計画します。
5.特定行為実習における指導体制の充実
  診療看護師また各認定・専門看護師による指導体制とします。また、特定行為の経験が積めるよう大学病院および関連施設による支援体制とします。

 

【受講資格〈必須条件〉】

次に定める要件を全て満たしていることが必要です。
1.看護師免許を有すること。(日本国の看護師免許取得者)
2.看護師免許取得後、通算5年以上の実務経験を有すること。
3.看護部長の推薦を有すること。
4.演習・実習を大学病院で受講可能な者。
5.看護師賠償責任保険に加入していること。

 

【研修内容】

共通科目
区分別科目:21区分38行為

 

【募集定員】

5名

 

【研修期間】

4月~翌年3月の1年間

 

【費用】

150万/年
その他、必要図書、通信機器などは別途自己負担とする

 

募集要項

入試概要、募集の詳細、出願手続きにつきましては、下記の募集要項をご覧ください。

 

募集要項

*後日掲載予定