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放射線治療科

放射線治療科

主病棟 病院本館1階
対応疾患 ◇悪性腫瘍:原発性脳腫瘍、頭頚部がん(上咽頭、中咽頭、下咽頭、喉頭、上顎)、食道がん、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肝臓がん、膵臓がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍、子宮頸がん、子宮体がん、悪性リンパ腫、皮膚がん、転移性脳腫瘍、転移性骨腫瘍など ◇良性疾患:甲状腺機能亢進症、ケロイド

ご挨拶

現在のがん治療は集学的治療といって、放射線・手術・薬物療法のうちの「どれを行うか」ではなく「どう組み合わせるか」が重要となっています。治療法選択はより複雑となり、より綿密な適応判断が求められます。当科ではカンファレンスなどを通じて関係診療科との連携を密にとり、各々の患者さんに最適な時期に最適な放射線治療を提供することを重視して診療に取り組んでいます。 また、質の高い放射線治療の提供は医師だけでは不可能です。当院では2人の放射線治療専門医に加えて、放射線治療専門の診療放射線技師、医学物理士、放射線治療認定看護師を含めた多職種での放射線治療のエキスパート集団を形成して診療を行っています。 より多くの患者さんに、短い待ち時間で、質の高い放射線治療を提供できるようにスタッフ一同で日々努力しておりますので、安心してお任せください。 

中村 直樹(主任教授)

診療部長

中村 直樹(主任教授)

診療内容

聖マリアンナ医科大学では2台のリニアック(外部照射装置)と小線源治療装置を有し、強度変調放射線治療(IMRT)や定位照射(SRT)などの高精度照射を含め、年間700人程度の患者さんに放射線治療を行っています。 

外部病院からの紹介にも最大限の努力で対応いたしますので、積極的にご紹介ください。適応や当院で実施可能な治療に関してご質問がございましたら、お電話などでのご相談も可能です。最近は緩和目的の放射線治療などにおいて、少ない通院回数で効果を落とさずに治療することが可能となっています。初診から放射線治療開始までの所要期間の目安は通常照射で1週間程度、高精度照射で2-3週間程度です。適宜当院の関係診療科と連携しつつ対応いたします。


対象疾患

放射線治療の適応となる疾患、病態は多岐に渡ります。がんを完治する目的だけではなく、痛み、出血などのがんに起因する症状を緩和する目的においても放射線治療は有用です。

放射線治療は日進月歩で発展しています。放射線治療の高精度化に伴い、正常組織を避けつつ腫瘍に限局して照射することで、より少ない有害事象で効果の高い治療を行うことが可能となっています。当院では、頭頸部がんや前立腺がんなどに対するIMRT、脳・肺・肝の小病巣に対するSRTなどの高精度照射を積極的に行っています。 

初診外来 再診外来 専門外来
午前 ○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
午後 ○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
午前 ○中村直樹
小西秀弥
○中村直樹
小西秀弥
午後 ○中村直樹
小西秀弥
○中村直樹
小西秀弥
午前 ○中村直樹
篠崎美緒
小西秀弥
○中村直樹
篠崎美緒
小西秀弥
午後 篠崎美緒
小西秀弥
篠崎美緒
小西秀弥
午前 ○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
午後 ○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
○中村直樹
篠崎美緒

小西秀弥
午前 ○中村直樹
篠崎美緒
○中村直樹
篠崎美緒
午後 ○中村直樹
篠崎美緒
○中村直樹
篠崎美緒
午前 (再診・予約のみ)
○中村直樹(2,4)
小西秀弥(3)
篠崎美緒(1)
午後

〇=部長、△=副部長、[非]=非常勤

都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)

( )内の数字は第何週目かを示しています。

休診・代診のご案内

現在「休診・代診のご案内」はありません。

主な手術および検査件数(2020年度)(R2年度)

手術名・検査名 件数
外部照射総数 720
乳癌 330
肺癌 39
食道癌 26
女性骨盤 25
頭頸部癌 31
前立腺癌 42
緩和照射 141

IMRT(前立腺・脳

2014年11月より開始)

92
 SRT(肝・肺・脳) 41
小線源(子宮頸癌) 18
脳転移 47
骨転移 60

特殊検査・処置・入院・手術のご案内

名称 所要日数
(時間)
説明
3次元原体照射 10分-20分程度 病変の形状に合わせた照射野を作成して放射線を照射する治療法です。
多くのがんに対して行います。
強度変調放射線治療 20分程度 コンピュータの技術を用いて腫瘍に放射線を集中的に照射するとともに、周囲の正常臓器への照射を軽減する治療法です。正常臓器の機能を守りつつ、がん治療を行うことができます。
原発性脳腫瘍、頭頸部のがん、前立腺がんなどに対して行います。
定位放射線治療 40分程度 小さな腫瘍に対して放射線を集中的に照射する治療法です。1回の線量を多くし、4回-10回程度で治療を行います。
転移性脳腫瘍、早期の肺がん、早期の肝臓がん、早期の腎臓がん、早期の前立腺がん、少数個の転移性腫瘍などに対して行います。
(脊髄の動静脈奇形に対しても行うことがあります)
2020.04より膵臓がん、転移性脊椎腫瘍に対しても適応が拡大されたことから今後行うことを検討しています。
画像誘導放射線治療 10分程度 照射時にCTを撮影し、照射部位をより正確にして照射を行う治療法です。
密封小線源治療 60分程度 放射性同位元素という放射線を出す物質をがんの近くにおいて腫瘍に放射線を集中的に照射する治療法です。
当院では子宮頚がんに対して行います。

現在参加・登録中の臨床試験

・病理学的 N2 非小細胞肺癌に対する術後放射線治療に関する ランダム化比較第 III 相試験(JCOG1916試験)

子宮頸癌ⅠB期-ⅡB期根治手術例における術後放射線治療と術後化学療法の第Ⅲ相ランダム比較試験:AFTER trial
・Borderline Resectable 膵癌を対象とした術前ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法と術前S−1併用放射線療法のランダム化比較試験

進行頸部食道扁平上皮癌患者に対して Docetaxel/Cisplatin/5-FU (DCF)と強度変調放射線治療 (Intensity Modulated Radiation Therapy: IMRT)を 同時併用する根治的化学放射線療法の第Ⅱ相試験

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