聖マリアンナ医科大学病院では2020年に厚生労働省より特定行為研修指定研修機関の指定を受け、特定行為ができる看護師の教育に取り組んでいます。
当センターは研修の領域別パッケージ化が進む中でも21区分38行為の全ての特定行為の習得が必要と考え、1年をかけて研修を提供しています。特に臨床推論する力の習得と看護マネジメント力に主眼をおき、医師とチーム医療(cure)ができる看護の心を持った(care)特定看護師を育成することを特徴としています。修了後は診療科の指導医の下、診療看護師とペアを組みながら特定行為の臨床推論力・意思決定力を磨くために更に2年間の臨床研修制度を整えております。今後は川崎市、神奈川県の病院および地域で活躍できる特定看護師の育成を目指しております。
センター長
藤谷 茂樹(教授)
2025年の高齢化の進展を見据え、チーム医療を推進することを目的に2015年10月1日から保健師助産師看護師法の一部が改正され、看護師の特定行為に係る研修制度が施行されました。 当院においても、より質の高い急性期医療を提供していくためには「チーム医療」のキーパーソンである看護師が患者並びに医師その他医療関係者から期待される役割を自覚し、急性期医療または地域医療現場において高度な臨床実践能力を発揮していく必要があります。そのためには、患者の病状を的確に判断し、状態や状況に応じて速やかに医療処置の実施の有無を判断するアセスメント能力と医療処置管理能力が求められます。このような実践ができる看護師の養成には38行為全ての学習を基盤とした臨床推論能力が必要と考え21区分38行為の全ての研修に取り組んでいます。
看護の専門性を基盤に、21区分38の行為の学びを駆使し、急性期におけるチーム医療を自律的・主体的・協働的に実践できる看護師を育成する。
当院においても、より質の高い急性期医療を提供していくためには「チーム医療」のキーパーソンである看護師が患者並びに医師その他医療関係者から期待される役割を自覚し、急性期医療または地域医療現場において高度な臨床実践能力を発揮していく必要があります。そのためには、患者の病状を的確に判断し、状態や状況に応じて速やかに医療処置の実施の有無を判断するアセスメント能力と医療処置管理能力が求められます。このような実践ができる看護師の養成には38行為全ての学習を基盤とした臨床推論能力が必要と考え21区分38行為の全ての研修に取り組んでいます。
特定行為を行う看護師に求められる責務を遂行するために高度かつ専門的な知識および技術・態度を修得する。
研修区分 | 21区分 38行為 | |
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研修科目 | 共通科目(6科目) | 区分別科目(21区分 38行為) |
研修時間 | 315時間 | 430時間+各行為5事例) |
◇共通科目 演習の様子
◇共通科目 通しの診察の実習
■行為2 侵襲的陽圧換気の設定の変更
■行為6 呼吸器関連の実習
■行為11 心嚢ドレーン抜去
■行為18 PICC
■行為18 PICC
■行為22 直接動脈穿刺法による採血
「2023年度 募集要項」につきましては、下記よりダウンロードください。
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認知症(老年精神疾患)治療研究センター