診療科・部門等一覧

小児外科

最終確認日:2017/8/1

診療科所在地

■病棟 病院本館6階東
■外来 病院本館3階

外来受付電話番号

電話番号6304

ご挨拶

 小児外科は出生前の胎児の診断・治療にかかわり、次いで生後間もなくの乳児から思春期までの長い成育期間にある子ども達の外科治療を担当しています。私ども小児外科医が治療に専念します。当病院には、産科、婦人科、小児科など直接患児を診療する科の医師と、手術を支援する麻酔科、合併する様々な疾患を扱う心臓血管外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、整形外科、形成外科、呼吸器外科などの専門医が在籍します。また診断部門におきましても各種画像診断部や内視鏡センターあるいは病理診断科など、それぞれ小児疾患をカバーする専門家の支援が得られ、お子様方は適切な診療を受けることができます。
 主な診療内容は、新生児の外科的疾患の手術、小児がんの集学的治療、小児期に多い鼠径ヘルニアや虫垂炎などの手術、小児の外傷や熱傷の治療、便秘などの消化管機能不全の診断と治療、思春期に多い腹痛疾患で発見されるいろいろな疾患の手術など多岐に亘ります。ことにこれらは緊急疾患であることが多く、救命救急センターとの連携が密接であり、少ないスタッフではありますが、効率よく全てを診療するように心がけております。
 別表で提示致しますが、各スタッフはそれぞれ責任分担し、かつ連携して診療に当たっておりますので、何なりと各外来担当医にご相談下さい。

yomiDr. 病院長インタビュー掲載ページ【外部リンク】


外来担当表
表は左右にスクロールできます
初診外来 再診外来 専門外来
午前

北川博昭 病院長
古田繁行 部長

[ヘルニア]
北川博昭 病院長

午後

交代制

[漏斗胸・血管腫]
古田繁行 部長

午前

北川博昭 病院長
長江秀樹

午後
午前

長江秀樹

午後

眞鍋周太郎

午前

古田繁行 部長

午後

[漏斗胸・血管腫]
古田繁行 部長

午前

島 秀樹

[ヘルニア]
交代制

午後

古田繁行 部長

午前

交代制

午後
※都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)
( )内の数字は第何週目かを示す

特殊検査・処置・入院・手術のご案内
名称 所要日数(時間) 説明

鼠径ヘルニア・陰嚢水瘤手術

1泊の入院(年少児の場合は2泊)

手術前日の午後入院。手術日は火曜日、金曜日です。手術翌日朝に退院できます。

臍ヘルニア手術

2泊の入院(年長児の場合は1泊2日)

手術前日の午後入院。手術日は火曜日、金曜日です。手術翌日朝に退院できます。

停留精巣手術

2泊の入院

手術前日の前日入院。手術日は火曜日、金曜日です。手術翌日朝に退院できます。

急性虫垂炎手術

5~7日の入院

腹膜炎を合併している場合には入院期間は長くなる場合もあります。(腹腔鏡手術)

腸重積症

1泊の入院(手術の場合には約1週間の入院)

小児科、放射線科、小児外科で常に緊急に対処できる準備をしています。高圧注腸整復で整復できない場合は手術となります。

肥厚性幽門狭窄症

約7日の入院(手術後、5日間)

脱水、酸塩基平衡を改善させてから手術を行います。手術は傷の目立たない臍切開法も行っております。

腹部腫瘍

検査:2~3日の入院手術・治療:疾患によっては数週間以上の入院となります。

神経芽腫、ウイルムス腫瘍、肝芽腫など小児悪性腫瘍や良性の腹部腫瘍が対象です。早急に診断し、治療を行います。

頸部腫瘤

検査:2~3日の入院手術・治療:疾患によっては1~2週間以上の入院となります。

正中頸嚢腫や側頸嚢胞、甲状腺疾患、頸部リンパ節腫大などの疾病が対象です。症状に応じて、入院検査、治療を行います。

肛門周囲膿瘍(乳児痔ろう)

外来治療を行いますが、入院が必要となることもあります。

乳児期の肛門周囲膿瘍は比較的多い疾患です。大部分は乳児期に治癒しますが、成人型痔痩では手術が必要です。

異物誤飲

2~3日の入院

気管内異物(ピーナッツ)や消化管異物(コインやボタン電池など)は乳幼児に認められることがあります。内視鏡的摘出術が必要な場合も多く、常に準備を整えています。

新生児先天性疾患

入院

先天性心疾患を除く、胸部、腹部、表在の先天性疾患が対象です。小児科(新生児科)と連携して治療にあたります。

嘔吐精査

検査:行えるものは外来で行います。 治療:疾患によっては入院が必要です。

新生児期、乳児、幼児、学童期と様々な疾患で見られます。脱水が強い場合には、緊急入院後、精査いたします。

腹痛精査

軽症:外来通院 重症:3~10日の入院が必要です。

急性虫垂炎、急性腸炎、急性膵炎、腸重積症を含む腸閉塞症など、様々な疾患があります。症状が強い場合、緊急入院検査、治療を行います。

血便精検査

軽症:外来通院 重症:2~10日の入院

多くは直腸炎ですが、腸重積症、直腸ポリープ、メッケル憩室、急性腸炎など様々な疾患が考えられます。症状が強い場合、緊急入院検査、治療を行います。

便秘精査

外来又は入院2~3日

多くは慢性便秘ですが、なかにはヒルシュスプルング病、肛門狭窄症などが考えられます。注腸、内圧検査、直腸組織生検を行い、個々の症状に合った治療を行います。

黄疸精査

外来で検査を行いますが、入院・手術が必要になることもあります。

胆道閉鎖症、胆道拡張症、肝炎などが考えられます。超音波検査、CT検査を行い、個々の症状に合った治療を行います。

外陰部異常(包茎、陰唇癒合症を含めて)

外来で検査を行いますが、入院・手術が必要になることもあります。

鎖肛(直腸皮膚痩)、前方肛門、包茎、陰唇癒合症など考えられます。包茎、陰唇癒合症では手術療法でなく保存的治療(軟膏治療)で、良い結果を得ています。

気管狭窄

検査:画像検査は外来で行います。治療:外科治療が必要な場合は3~4週間の入院が必要です。

先天的・後天的な声門下狭窄に対し、肋軟骨を頚部に移植する手術を行います。重症心身障がい児の気管切開・喉頭気管分離術なども行っています。

漏斗胸

外来で検査を行います。手術を行う際は、2週間程度の入院となります。

治療は、バキューム療法と手術療法が選択できます。バキューム療法は在宅で行う治療です。手術療法を行う場合、約2年間ラグビー等の激しい運動が制限されます。

研究内容

1.実験胎児治療:近い将来可能と思われる胎児治療の実施に向けて羊胎仔による実験系を確立し、様々な胎児疾患の治療を試みています。この実験はオタゴ大学との共同研究で、年数回ニュージーランドで実験を行います。 
2.横隔膜ヘルニアの研究:依然死亡率の高い重症横隔膜ヘルニアを救命すべくその発生要因と胎児治療の可能性につき、ラットを用いた実験研究を行っています。
3.小児がんの遺伝子検索:診断と治療方針を決定づけるのに有用な腫瘍遺伝子の発見と解析に携わっております。研究は当大学病理学教室ならびに千葉がんセンター生化学部門のご指導を得て行っております。
4.Hirschsprung病の研究:比較的発生頻度の高いHirschsprung病の病態解明と診断法を中心に、日常遭遇するがんこな便秘症の精査に通ずる臨床研究です。
5.内視鏡によるレーザー治療の基礎的研究:小児においても内視鏡を用いた治療の必要性は高まっており、気道内視鏡のレーザー治療の安全性確立のための実験研究です。

取り扱っている主な対象疾患

・小児外科全般(腹部、呼吸器を含む)
・新生児外科疾患
・小児悪性腫瘍
・外傷、熱傷


 ■主な手術および検査件数(平成28年実績)
手術名・検査名 件数
入院総数 508
総手術数 347
 鼠径ヘルニア手術 92
 虫垂炎手術 60
 新生児症例(手術件数) 16
 新生児症例(非手術件数) 1

「小児受診者の採血残余検体を用いたB 型肝炎感染に関する多施設共同研究」研究協力についてのお願い

 聖マリアンナ医科大学病院小児科では、標題の臨床研究を実施しております。本研究に関する問い合わせ、またはこの研究への参加を希望されない場合は、下記までご連絡くださるか、小児科/小児外科および中央採血室受付の備え付けの箱にある「不同意確認書」に記名してご投函ください。
 採血後毎月15 日を締め切りとし、不同意のお申し出がない場合のみ、本来の目的で使用された後に残った貴重な血液を大切に使用させていただきます。新たに採血をすることや、本研究のために採血量を増やすことはありません。また、不同意の場合でも、診療上であなたが不利益を受けることは一切ありません。
 本研究の概要は以下を参照してください。

 

研究協力についてのお願い(81.6KB)

 

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