診療科・部門等一覧

消化器・一般外科

最終確認日:2019/7/2

診療科所在地

■病棟 病院本館7階東、西、南、6階西、北
■外来 病院本館3階

外来受付電話番号

電話番号6302

ご挨拶

 消化器・一般外科が対象となる疾患は、消化器系(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆道、膵臓)の良性および悪性疾患、成人の各種ヘルニアなどの体表外科、内・外痔核、痔ろうなどの肛門疾患です。これらの疾患に対し、患者さんの希望に応じ外来あるいは入院で必要な検査を行います。検査終了後、患者さんが十分に納得のゆくまで診断および治療法(手術的治療法、非手術的治療法、化学療法等)についてご説明させていただきます。その上で、納得と同意の得られた治療を行います。また、診断および治療法については他の医療機関にセカンドオピニオンとしての意見を聞くことも、もちろん可能です。
 消化器・一般外科では近隣の医療機関と密接な連携を保ちつつ地域の中核病院として社会へ貢献することを通して、患者さんが安心して治療が受けられるよう、スタッフ一丸となって診療に当たっております。


外来担当表
表は左右にスクロールできます
初診外来 再診外来 専門外来
午前

月川 賢 顧問医
福岡麻子
松森智子
小倉佑太
樋渡正樹

[女性ヘルニア外来]
松森智子

 

[ストマ外来(再診のみ予約制)]
福岡麻子

午後
午前

大坪毅人 部長
牧角良二 副部長
小林慎二郎
亀井奈津子

[女性ヘルニア外来]
亀井奈津子

午後
午前

榎本武治
片山真史
瀬上航平
浜辺太郎

[肛門疾患専門外来]
櫻井 丈(4)

 

[ストマ外来(再診のみ予約制)]
浜辺太郎

午後

[ストマ外来(再診のみ予約制)]
浜辺太郎

午前

朝野隆之
星野博之
勝又健太
天野優希
小野田恵一郎(1,3)

[ストマ外来(再診のみ予約制)]
朝野隆之(3)

午後
午前

民上真也 副部長
小泉 哲 副部長
嶋田 仁
土橋篤仁
塚本芳嗣

午後
午前

勝又健太(1)
塚本芳嗣(2)
小倉佑太(3)
天野優希(4)
樋渡正樹(5)

午後
※都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)
( )内の数字は第何週目かを示す

専門外来
表は左右にスクロールできます
名称 受付の仕方 受付時間 概要

ストマ外来

初診の直接受付は行っていません。
医療機関から紹介状を頂き、メディカルサポートセンターにて当科外来予約を行って下さい。

詳細はこちら

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肛門疾患専門外来

医療機関から紹介状を頂き、メディカルサポートセンターにて予約を行って下さい

第4水曜日
9:00-10:30

大腸肛門病指導医が患者さまに出来るだけ負担が少なく一人のご希望に沿う形で治療を提案させていただきます。

女性ヘルニア外来

紹介状なしでも受診可能

月・火曜日
9:00-11:00

女性のためのヘルニア専門外来です。外来診察は女性医師限定で行います。鼠径ヘルニアに対し早期社会復帰が可能な治療を行います。

特殊検査・処置・入院・手術のご案内
名称 所要日数(時間) 説明

腹腔鏡下直腸固定術

約7日間

完全直腸脱の患者さんに対して行っております。再発の少ない手術方法である直腸固定術は従来開腹術で行われておりますが、当院ではより低侵襲な腹腔鏡下に直腸固定術を行っております。

胸腔鏡腹腔鏡下食道亜全摘術

2〜3週間

食道癌を適応としています。胸部、腹部ともに鏡視下手術を導入して低侵襲手術に対応しています。 進行癌においては腫瘍内科と連携し、術前化学療法を施行後に行います。

腹腔鏡下胃切除術

約10日間

胃癌を適応としています。創が小さく美容的にも優れた侵襲が少ない手術です。開腹手術と比較し根治性は同等で早期退院が可能です。

腹腔鏡内視鏡合同手術

約7日間

胃粘膜下腫瘍を適応としています。お腹の中から腹腔鏡を挿入、胃の中へ内視鏡を挿入し、病変を過不足なく切除致します。病気の場所、大きさからLECSNEWSなど最新の治療法を行っています。

腹腔鏡下大腸切除術

約10日間

結腸、直腸癌を適応としています。創が小さく美容的にも優れた侵襲が少ない手術です。開腹手術と比較し根治性は同等で、早期退院が可能です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術

約5日間

胆嚢結石、胆嚢ポリープ、急性胆嚢炎が適応です。総胆管結石にも適応となることがあります。侵襲が少ない手術で早期退院が可能です。

各種ヘルニア

約4日間

鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアを対象としています。術後早期社会復帰が可能です。
従来法や腹腔鏡手術等、様々な手術に対応しています。

吸引輪ゴム式痔核結紮術

外来

内痔核に対し外来での治療が可能です。

ALTA療法(ジオン注)

約3日間

脱出を伴う内痔核に対して、四段階注射法という注射手技によって直接患部に注射し痔核を縮小させる方法です。

PPH

約4日間

痔核の治療で以前よりも術後疼痛の軽減が図れます。

肝切除

約10日~14日間

原発性肝癌、転移性肝癌、胆道癌を主な適応疾患としています。血管腫・嚢胞といった良性疾患にも適応されることがあります。肝胆膵外科高度技能医修練施設として多数の高難度手術を行っています。

膵頭十二指腸切除術

2~3週間

膵癌や胆管癌、十二指腸癌、IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)などに適応となります。消化器外科の中でも高難度な手術で、数多く手術を行なっている病院でも術後合併症が30~60%に発生するといわれています。当院では、手術前後の栄養管理、手術手技の定型化、創閉鎖の工夫など合併症を減らす試みを絶えず行っています。

研究内容

1.がんなど、悪性腫瘍の研究

当科では食道がん・胃がん・大腸がんなどの消化器がん、肝がん、膵がん、胆道がん、GISTNET(神経内分泌腫瘍)、後腹膜腫瘍などの腹部悪性腫瘍を取り扱いますが、がんの治療成績向上のためには、的確な診断、安全な手術、抗がん剤の適正使用が重要となります。このため、日々の診療で患者様に安全安心な治療を提供するとともに、医療の発展を目指して日々研究を行っています。

 

・食道癌手術の摂食嚥下障害について
・当科における食道癌症例に関する臨床的特徴並びに治療成績の検討
・当科における胃癌症例に関する臨床的特徴並びに治療成績の検討
・肛門近傍の下部直腸癌に対する腹腔鏡下手術の前向き第Ⅱ相試験
・当科における大腸癌症例に関する臨床的特徴並びに治療成績の検討
・初発肝細胞癌に対する肝切除とラジオ波焼灼療法の有効性に関する多施設共同ランダム化並行群間比較試験(SURF-RCT
・初発肝細胞癌に対する肝切除とラジオ波焼灼療法の有効性に関する前向きコホート研究(SURF-cohort
・肝細胞癌症例における臨床病理学的進展因子予測のための腫瘍マーカーdoubling time測定の意義に関する検討
・症例登録システムを用いた腹腔鏡下肝切除術の安全性に関する検討〜前向き多施設共同研究〜
・当科における肝切除症例に関する臨床的特徴並びに治療成績の検討
・膵頭十二指腸切除(PD)後早期合併症および膵液瘻危険因子の検討
・膵体尾部切除での膵実質切断における膵静脈剥離個別処理と脾静脈同時切断の多施設共同無作為化比較第Ⅲ相試験
・胆道癌における最適な術式および周術期管理と術前後化学療法の有用性に関する検討 など

 

2.良性疾患、緊急疾患の研究

当院では鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアなどの良性疾患や急性虫垂炎や腹部外傷などの緊急疾患も積極的に手術を行っています。良性疾患であっても診断や治療方針の決定は重要で、より確実な診断方法や低侵襲な治療法などの研究を行っています。

 

・腫瘍形成性虫垂炎に対する内視鏡的腫瘍ドレナージ(Endoscopic intraluminal abcess drainage;EIAD)の安全性とその有用性についての検討
・リコンビナントトロンボモジュリンがDIC治療に与える影響
・当科における腹部外傷症例に関する臨床的特徴並びに治療成績の検討 など

 

3.他科・他施設との共同研究

術前術後の化学療法(抗がん剤治療)は当院の腫瘍内科や他のがん拠点病院(がん研有明病院、国立がん研究センターなど)と連携して、様々な臨床研究を行っています。
また、基礎研究の分野で明治大学との共同研究も行っており、日々医学医療の進歩を目指しています。

 

・T3・T4aもしくはリンパ節転移を有する食道胃接合部腺癌に対する術前S-1+Oxaliplatin併用療法の第Ⅱ相臨床試験
・局所進行胃癌に対する術前補助化学療法のレジメンとコース数を比較する無作為化第Ⅱ相臨床試験:S-1+CDDPvsS1+CDDP+Docetaxel2コースvs4コース(COMPASS-D trial
StageⅢb大腸癌治癒切除例に対する術後補助化学療法としてのUFT/Leucovorin療法とTS-1/Oxaliplatin療法のランダム化比較第Ⅲ相試験
・再発危険因子を有するStageⅡ大腸癌に対するUFT/LV療法の臨床的有用性に関する研究
・Borderline Resectable 膵癌を対象とした術前ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法と術前S-1併用放射線療法のランダム化比較試験 など

取り扱っている主な対象疾患

食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵臓癌、胆嚢癌、胆管癌、GISTNET(神経内分泌腫瘍)、後腹膜腫瘍、腹部ヘルニア(鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁ヘルニア、臍ヘルニア、食道裂孔ヘルニアなど)、虫垂炎、痔核、痔ろう、直腸脱、尿膜管遺残、腸閉塞 など


 ■主な手術件数(2018年度実績)
手術名・検査名 件数
食道 30
86
小腸 47
大腸(人工肛門手術を含む) 201
肝臓 67
膵臓 38
胆嚢・胆管 176
脾臓 1
虫垂炎 115
ヘルニア(鼠径・大腿) 122
ヘルニア(その他) 17
直腸脱 18
腸閉塞 34
その他 69
合計 1,021