診療科・部門等一覧

消化器・肝臓内科

最終確認日:2018/11/1

診療科所在地

■病棟 病院別館6階南、5階北
■外来 病院本館2階内科東

外来受付電話番号

電話番号6054

ご挨拶

 消化管疾患は、上部・下部消化管内視鏡を中心に診断・治療を行っています。消化管出血に対しては救命救急センター、内視鏡センターとも協力し、24時間体制で治療を行っています。また、早期癌に対する内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離法、ポリペクトミーを行っています。ヘリコバクターピロリ菌の診断と除菌も積極的に行っています。炎症性腸疾患に対しては栄養管理から抗TNF-α抗体療法まで、病態に応じた治療を行っています。また小腸疾患に対してはカプセル内視鏡や小腸内視鏡を用いた診断・治療を行っています。
 肝臓領域では慢性肝疾患の病態、病期にあわせた各種の治療を行っています。C型肝炎に対しては最新の治療を積極的に行い、B型肝炎では状況に応じて核酸アナログ治療や経過観察を行っています。肝癌に対しては患者さん個々の状況を十分評価したうえで外科、放射線科と連携して集学的治療を行っています。重症肝障害では血液浄化療法、人工肝補助療法を行いて救命率向上に努めています。肝移植適応のある患者さんは適切な施設へ紹介させていただきます。また門脈圧亢進症による食道・胃静脈瘤に対しては内視鏡的治療やカテーテルを用いた治療を施行しています。平成20年4月からは、神奈川県より、肝疾患患者さんやご家族の方の医療相談等を行う拠点として肝疾患医療センターの指定を受け、電話相談などの対応も行っております。
 胆膵領域では胆道結石や悪性腫瘍に伴う閉塞性黄疸、胆管炎に対する内視鏡的結石除去術、ステント留置等を行っています。緊急を要する患者さんに対しては24時間体制で治療を行います。また超音波内視鏡を用いた診断・治療も積極的に行っています。


外来担当表
表は左右にスクロールできます
初診外来 再診外来 専門外来
午前

五十嵐洋介

松尾康正
加藤正樹
松永光太郎(1,3,4)
路川陽介
池田裕喜(2)

午後

池田裕喜

午前

中本悠輔

伊東文生 部長
佐藤義典
松永光太郎(1,3,4)
服部伸洋

午後
午前

鈴木達也

清川博史
松本伸行
渡邊綱正
森田 亮

午後

林 毅(3)(予約制)

山本博幸

午前

薩田祐輔

安田 宏 副部長(2,3,4,5)
池田裕喜(1)
山本博幸
松本伸行(2,3,4,5)
中原一有

午後

[IBD外来]
山下真幸(2,3,4,5)

[炎症性腸疾患外来(予約制)]

午前

得平卓也

安田 宏 副部長(2,3,5)
得平卓也(1)
山下真幸(2,3,5)
池田裕喜
中原一有

午後
午前

末永大介(1,3,5)
橋本英篤(2,4)

清川博史(1)
路川陽介(1,3)
松尾康正(2,4,5)
山下真幸(2,4,5)
渡邊綱正(2,4,5)

佐藤義典(3)

午後
※都合により変更になる場合があります。

午後は原則再診のみ(予約制)
( )内の数字は第何週目かを示す

特殊検査・処置・入院・手術のご案内
名称 所要日数(時間) 説明

内視鏡的大腸ポリープ切除術

2日

内視鏡を用いて大腸ポリープを切除します。外来でご都合にあわせ、施行日を予約します。安全性を最優先に考え、原則入院で行っています。

早期癌(食道・胃・大腸)の内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術

5~8日

内視鏡を用いて早期癌を切除します。部位、大きさなどにより適応を慎重に判断して行います。外来でご都合にあわせ、施行日を予約します。術後合併症がなければ約1週間で退院できます。

炎症性腸疾患の抗TNF-α抗体療法

約14日 (外来でも可能)

栄養療法や5-ASA製剤などで効果が不十分な方や外瘻を有する患者さんを中心に適応を十分考慮して、導入を入院で行っています。

小腸ダブル(シングル)バルーン内視鏡

2日

レントゲンを用いて小腸の観察を内視鏡で行います。一般の内視鏡より鎮静剤等を十分に使用しますので、入院で行っています。

●肝炎の診断と治療

肝生検

2~3日

肝臓の組織の一部を採取し、病理組織診断を得るための検査です。安全性を最優先に考え、入院の上超音波ガイド下にて施行しています。

●肝癌の治療

1.ラジオ波焼灼療法

約5~10日

超音波を用いて肝癌を描出し、ラジオ波電極を刺入して焼灼します。一度の治療で不十分な場合は数日後に追加します。

2.肝動脈塞栓療法、動注療法

約8~10日

放射線科との協力のもと、カテーテルを用いて癌を栄養する動脈に塞栓物質と抗がん剤を併用、または抗がん剤を単独で投与し、肝細胞癌を治療します。

3.分子標的治療薬、抗がん剤治療

約14日間 (外来でも可能)

主として手術や局所治療、カテーテル治療が第一選択とならない肝癌に対し、内服薬による治療を行います。

4.定位放射線治療

(外来でも可能)

放射線治療部との協力のもと、肝癌に集中的に放射線照射を行います。

●食道静脈瘤の内視鏡治療

いずれの治療も食道静脈瘤の消失を目標にします。

1.硬化療法

約14~21日

食道静脈瘤に対して、内視鏡を用いて硬化剤を注入します。

2.結紮術

※病態に応じて適切な治療を選択しています。いずれの治療も静脈瘤の状態により必要な治療回数(期間)が異なります。

●胆道閉塞の内視鏡治療

1.ステント挿入

約7~21日

閉塞性黄疸に対して、内視鏡を用いてステントを挿入し、閉塞の解除や胆管炎の治療を行います。

2.排石術

約7~21日

総胆管結石を、内視鏡を用いて破砕し、排石します。

研究内容
  • 消化器癌の遺伝子診断
  • 炎症性腸疾患に対する新規マーカーの開発
  • B型肝炎の発癌メカニズムの解明
  • B型慢性肝炎の抗ウイルス療法に関する臨床研究
  • C型慢性肝炎の抗ウイルス療法に関する臨床研究
  • 肝炎ウィルス遺伝子解析によるテーラーメイド治療についての研究
  • 肝細胞癌に対する集学的治療の臨床研究
  • 臨床サンプルを用いた分子生物学的解析による臨床エビデンス構築のための研究
  • 肝がんの病態形成ならびに悪性度を評価するためにExosomeならびにmiRNAに着目した研究
  • キセノンCTを用いた肝血流動態および脂肪化に関する臨床研究
  • 非アルコール性脂肪性肝炎の臨床研究
  • 門脈血の解析による腸内細菌環境と肝疾患の探索についての研究
  • 術後再建腸管に対するERCPの研究
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の自然史に関する臨床研究
  • 乳頭部腫瘍に対する内視鏡的切除術の研究
  • 十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭部切除術の臨床研究
  • 播種性血管内凝固症候群を合併した急性胆管炎の治療
  • 悪性胆道閉塞及び悪性十二指腸閉塞に対する金属ステント留置の研究

 ■主な手術および検査件数(2017年度実績)
手術名・検査名 件数
内視鏡的大腸ポリープ切除術 570件
内視鏡的粘膜下層剥離術
 食道 30件
 胃 102件
 大腸 36件
小腸内視鏡 52件
カプセル内視鏡 21件
肝生検 75件
肝細胞癌の治療
 ラジオ波焼灼術 20件
 肝動脈塞栓療法・動注療法 97件
食道静脈瘤の治療
 内視鏡的硬化療法 52件
 内視鏡的結紮術 30件
胆膵内視鏡検査・治療
 ERCP 515件
 超音波内視鏡 166件
 治療超音波内視鏡 20件