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病院長のイチ押し!!

形成外科トピックス

乳房再建の二つの方法

 昨年7月にSBI(シリコンバッグインプラント)による乳房再建が健康保険の適応になりました。形成外科ではこれまでも健康保険を用いて、腹直筋皮弁や広背筋皮弁などの自家組織による乳房再建手術を行って来ましたが、昨年後半からはSBIと自家組織の二つの再建法を行っています。聖マリアンナ医科大学病院では日本で有数の乳がん手術件数を誇っています。形成外科では乳腺外科と緊密に連携し、日本でトップクラスの再建手術を行っています。
 SBIには短期的に患者さんの体の負担が少ないなどの利点がある一方、自家組織には長期的に人工物に特有の合併症がないなどの利点があります。私たちは常に患者本位の診療を心がけており、二つの治療法の利点、欠点を十分に説明し、患者さんの希望で治療法を決定します。私たちは、胸にパッチワーク状の傷痕の残らない再建を行っています。患者さんが温泉などでたとえ裸になっても、乳房再建後であることが分からない美しい乳房を、安全に再建することを目標にしています。


新教授就任から1年(2014年4月)

 私、梶川が第4代教授・部長に就任して1年になりました。現在、聖マリアンナ医科大学病院では、梶川、相原准教授、阿藤助教、菅谷助教、林助教、舘下助教、関助教が、力を合わせて形成外科の診療に当たっています。私たちは「自他相愛」の精神の下、患者さんの立場を第一に考えて、形成外科の最先端の治療を行っています。



 形成外科では、一般的な形成外科診療以外にも、再生医療の代表のひとつである培養表皮移植手術やPRP(多血小板血漿)治療などの先端治療を積極的に行っています。この他、ティシュー・エキスパンダー法やマイクロサージャリー駆使した再建手術においても、より安全に、より良い結果を求めて、新しい治療法を開発しています。私たちは患者さん一人一人のQOL改善のために、これからも努力を続けて参ります。