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職場紹介

超音波センター

超音波診療技術部

超音波センター

仕事を知る

リアルタイムに無侵襲で安全な超音波検査を行うエキスパート

  • 超音波検査で得られる断層画像から病変を検索し、疾患を鑑別する仕事です。
  • 超音波検査は検査者の手で断層像を得るため、人体解剖の知識が重要です。
  • 超音波検査では得られる断層画像の中から病変を発見、描出する技術が重要です。
  • 超音波検査で疾患の鑑別を行うためには、検査者の疾患や鑑別に有効な画像の知識が重要です。
  • 超音波検査は検査者が知識と技術を駆使し、患者様の疾患の発見・疾患の鑑別を行っていく責任とやりがいのある仕事です。

組織ミッション

  • 高いクオリティの超音波検査情報を提供し続けることを目標としています。
  • 院内の超音波検査全てに対応するための知識と技術の維持を心がけています。
  • 検査室を効率よく稼働し、検査内容の効率化を図ることで患者様の待ち時間の短縮を心がけています。
  • 教育の充実(マニュアル作成)、研修の受け入れ、精度管理を徹底しています。
  • スタッフ全員において差別なく、常に働きやすい環境を整えることを目標にしています。

業務内容

  • 放射線に被爆することなく入院、外来、すべての患者様に超音波検査により診断、治療効果判定や経過観察について情報を提供します。
  • 病院内の超音波機器の管理を行っています。

仕事のやりがい

  • 検査者自身の手で病変を発見し、病変の鑑別を進めることで疾患の診断に寄与することができる。
  • 病変の評価、経過観察を行うことで患者様の治療に寄与することができる。
  • 日々の検査の中で、患者様に感謝され笑顔がみられるときにこの仕事をしてよかったと実感できる

働く人を知る

クオリティの高い超音波検査を提供するための自己研鑽

精度の高い検査情報を提供するためには、超音波画像、超音波装置、人体正常解剖、疾患、画像鑑別に有用な情報等、実に様々な知識が必要となります。
また、疾患を見つけ鑑別に有用な画像を得るためには適切な走査技術が必要となります。
これらの知識と技術を高い水準で維持するため、様々な学会、研究会、講習会、勉強会等に精力的に参加し、研究や発表もたくさん行っています。

求められる専門性

超音波検査は全身の多くの部位を検査対象としており、それぞれの部位の専門的な知識が必要になります。
検査依頼に高い精度で対応するために超音波検査士等の学会認定資格の取得を積極的に行っています。

働く人財の特徴

  • 社交的で患者さんと接することが好きでコミュニケーション能力が高い。
  • 努力家で勉強熱心、責任感が強い。
  • 正確な診断の為に、より質の高い画像を提供できる技術を身につけており論理的な思考が可能。
  • 日々更新されていく医学の知識を吸収しようとする知的好奇心がある。

求める人財

  • 超音波検査に興味がある人材
  • 患者様の診断や治療に貢献したいと考えている人材
  • 知識や技術の習得のため、自己研鑽を積極的に持続的に行える人材
  • 患者様の気持ちに寄り添うことのできる人材

在職者(若手)からのメッセージ

臨床検査技師 入職6年目からのメッセージ

当院の超音波センターでは、院内での一般的な検査から特殊検査まで全ての超音波検査を担っており、救急の現場でも活躍の場が広がっています。
私は入職し6年目を迎え、体表領域を中心にほぼ全ての領域の超音波検査に携わっています。症例数が豊富で、難易度の高い症例や稀な症例に触れる機会も多くある中で、知識・技術・経験豊富な先輩方の指導の下、積極的に検査に取り組み、日々研鑽を積んでいる中で、有意義な検査が行えた時や小さな病変を発見した時には大きなやりがいを感じています。
今後もたくさんの経験を重ね、質の高い検査を提供できるよう努力をしていきたいと思っています。

臨床検査技師 入職10年目からのメッセージ

当部署は「日本一の超音波センターへ」というスローガンを掲げています。
日々の検査業務だけでなく、学術活動にも力を入れており、学会発表や論文執筆、講演など外部へ発信する機会が多く、自らの知識や技術を見直し、さらに深めることができる環境です。
挑戦を応援する前向きな雰囲気があり、部署全体で学術活動を推進している点が大きな特長です。
現場での経験を学びにつなげ、それを広く共有することで、自分自身の成長にもつながります。我々は、技術力・知識・姿勢のすべてにおいて高い水準を維持し、全国から信頼される超音波センターの実現を目指しています。探究心と向上心を持つ方と、共に歩んでいける日を楽しみにしています。

働く環境を知る

  • 超音波センターにある検査室は全部で16室と全国でも最大規模の超音波検査専門部署です。
  • 超音波検査専門に携わる20名を超えるスタッフが在籍しています。
  • 頸動脈、心臓、消化器、消化管、泌尿器、四肢血管、等の一般的な検査はもちろん、経食道心エコー、運動負荷心エコー、薬剤負荷心エコー、造影超音波検査、肝硬度測定、Fusion US、術中US等の特殊検査も行っています。
  • 検査は超音波センターに限らず、救命外来、夜間救急外来、手術室、ICU、CCU、NICU、一般入院病室、化学療法センター等へのポータブル検査も行っています。
  • 休暇(有給休暇、突発的な休暇)に関して理解があるため、比較的休みがとりやすいのも特徴です。

教育・研修を知る

超音波センターでは研修医や入局した医師に対して、超音波検査を実際に行いながら技術を学ぶ研修制度があります。
実際には超音波検査士を取得したスタッフが対応します。

教育内容

超音波センターでは4月は業務手順の理解・習得や、医療人の基本となる心構えを中心に教育をしています。5月からは半年後の夜間勤務にそなえて、幅広い領域の検査ができるように指導していきます。
また、業務終了後の時間を使い、実際の患者様に機械を当てる前の練習をスタッフ同士で行い、早期の業務習得を目指しています。
検査マニュアルも各領域ごとに作成しており、しっかりと検査法を理解した上で業務を始めるようにしています。
院外活動では、初年度は学術集会に参加して学会の雰囲気を学び、次年度からは先輩とペアになって年1回、学会発表をすることを目標にしています。参加する学術集会も自身のキャリアに必要な学会を選んで参加しながら、超音波検査士を取得することを目標にしています。
院内では月2~3回のカンファレンスを開催し、業務で悩んだことをスタッフ同士でディスカッションしながら解決していきます。
さらに10月に個人面談を実施し、本人がどのようなキャリアを考えているのかを聞き取り、なるべく意向にそったキャリア形成ができるような環境を整えています。

資格取得一覧

2025年2月現在

  • 日本超音波医学会認定 超音波指導検査士:1名
  • 日本超音波医学会認定 超音波検査士:17名
  • 日本心エコー図学会認定技師:1名
  • 日本リウマチ学会登録技師:1名
  • 血管診療技師:2名
  • 日本脳神経超音波学会認定脳神経超音波検査士:1名

見学申し込みは以下フォームよりご連絡ください。

聖マリアンナ医科大学 採用情報サイト