事務部
事務部管理課は、「庶務係」と「会計係」の2チームで構成されています。
庶務係は、大学病院ホームページの運用・管理、行政機関への各種届出業務、医療従事者の資格管理業務など、病院運営に必要な総務的業務を担当しています。
会計係は、病院に関する予算の編成、執行状況の把握および決算業務に加え、補助金の管理など、資金運営に関わる会計業務全般を担っています。
特定機能病院として、責務を自覚し、医療法・健康保険法等の各種関係法令に基づく医療設備・人員・免許資格・施設基準等の適正な管理を通じて、病院機能の安定運営を支えます。
診療報酬・経費管理・決算・補助金など多岐にわたる精緻な収支管理・コスト分析・財務戦略の立案支援を通じて、戦略的経営の意思決定を支え、高度で複雑な医療経営を支える病院会計のプロフェッショナルとしての役割を担います。
① 総括・企画・制度関連
② 許可・渉外・広報関連
③ 会議・委員会運営関連
④ 通信・情報発信関連
⑤ 拾得物管理
⑥ 教育・調査関連
⑦ 病院長秘書業
<スケジュール管理>
<会議運営補助>
<文書管理・対応>
<その他の業務>
① 予算・決算関連業務
② 補助金管理
③ 未払金の管理
④ 資産・収支・金銭管理
④ 資産・収支・金銭管理
⑤ 帳簿整理・調査対応
各関連部署との協力体制により、人員管理、経理業務、法務対応、施設基準管理、病院経営に直結する収益管理の中核業務を担当することで、幅広い知識と経験を培うことができ、様々な業務対応スキルを身につけることができます。
一見地味に思われがちな業務でも、職員全体や患者サービスの基盤を整える大切な役割。
各部門と連携し、的確な判断と対応を求められるため、スキルアップにつながる。
手続きや運用の効率化提案が採用され、現場の負担軽減に直結するなど、成果が実感しやすい。
会計や庶務の専門知識を深めつつ、長期的に働きやすい職場環境。
病院を支える仕事には、さまざまな役割があります。
最前線で活躍する医療スタッフはもちろん、その医療を支える
「事務のプロフェッショナル」たちも、欠かせない存在です。
診療報酬を適切に算定するために必要な「施設基準」の取得・維持・管理を担当しています。この業務では、制度改正が2年ごとに実施される診療報酬改定に対応する必要があるため、届出書類の整備や実際の運用体制との整合性を保つことが非常に重要です。特に、厚生局から発出される告示や通知の内容を正確に理解し、常に最新の制度に即した対応が求められます。そのため、日々の情報収集と制度理解に努めています。
また、当院は特定機能病院であるため、関係法令を適切に理解することで、法的リスク回避にもつながる重要な役割を担っています。
財務会計および管理会計の知識は、業務を遂行する上で非常に重要です。診療科別・部門別の収支管理が求められるほか、月次・四半期・年次の決算業務を行い、その結果をもとに経営判断に資する資料を作成する必要があります。これらの財務分析を通じて、経営陣や関係部署との連携を図る場面も多く、単なる数字の管理にとどまらず、病院経営全体を支える視点が求められます。
また、Excelなどを用いた関数やマクロの高度な活用はもちろん、インボイス制度をはじめとしたITを前提とする新たな法制度への柔軟な対応力も不可欠です。変化の早い制度環境の中で、常に最新の知識とスキルを更新し続けることが求められます。
人当たりが柔らかく、社交的
職員、患者さん、業者さんなど、日々多くの人と関わるため、自然と人に気を配る。
気配り上手で臨機応変に動ける
何を求められているかを察して先回りできる。
急な依頼にも「大丈夫ですよ」と対応できる包容力。
明るく前向きで、柔軟性がある
細かいことにこだわりすぎず、必要に応じてやり方を変えられる。マルチタスクに強く、文書対応、会議準備などが同時並行で発生する中でも、優先順位を判断して柔軟に動ける。
几帳面で正確性が高い
数字や書類のミスが許されないため、細部にこだわりを持って取り組む。
一つひとつの業務を丁寧にこなす傾向が強い。
一人で集中して仕事を進めるのが得意
自分のペースで落ち着いて作業することを好む。
他人とのやりとりよりも、ルールやデータに向き合う仕事に安心感を持つ。
責任感が強く、ルールや期日を守る意識が高い
公的機関の会計業務というプレッシャーに対しても、冷静に対応できる。
分析的・理屈で物事を捉える傾向がある
数値の整合性や背景を読み解く力がある。
物静かで落ち着いた人が多い
派手な主張は少なく、安定志向の人が多い。
コミュニケーション能力
多くの人とのやり取りが発生するため、柔軟な対人対応力が重要。
柔軟性とマルチタスク対応力
多岐にわたる業務を同時並行で処理するため、優先順位をつけながら臨機応変に動ける能力が求められる。
サポート志向
医師や看護師をはじめとする現場職員の業務を支える裏方としての意識が重要。
協調性
チームで仕事をする場面が多く、協調的に動けることが大切。
臨機応変な対応力
想定外の依頼や突発的な事務対応にも落ち着いて対応できる力。
正確性と注意力
数字と向き合い、細かい作業を確実にこなす能力が求められる。
論理的思考力
会計基準や法的根拠に基づく処理が必要。整合性のある説明が求められる場面も多い。
責任感
病院全体の財政に関わるため、重い責任感を持ち、丁寧な対応が必要。
PCスキル
会計システムやExcelを使いこなすスキルは必須。
庶務係の業務は、行政機関への各種届出、病院の管理・運営に関する事務、院内の拾得物の管理や郵便物の集配など、多岐にわたります。幅広い業務に携わることで、事務職としての知識や経験を着実に積むことができ、多様なスキルが身に付く点に大きなやりがいを感じています。
職場は、わからないことがあればすぐに相談できる、風通しのよい雰囲気があり、初めて経験する業務でも、先輩方が親身にサポートしてくださいます。私自身、異業種からの転職で入職し、最初は不安だらけでしたが、周囲の手厚いフォローのおかげで安心して働くことができています。
庶務業務は病院内の人と人・部署と部署をつなぐ潤滑油のような存在。
職員のサポート役として、丁寧な気配りと円滑なコミュニケーションが求められます。
「誰かの役に立ちたい」
「細やかなサポートが得意」
そんな方が輝けるポジションです。
日々の出納管理や伝票処理、月次・年次決算、予算編成など、会計業務は病院の財政を健全に保つための重要な役割です。
特に大学病院では、関係部署や国・自治体との連携も多く、責任ある業務を通じて専門性を高めることができます。
「数字に強くなりたい」
「計画的に物事を進めるのが好き」
そんな方には、やりがいのある環境です。
管理課業務は、一見地味に見えるかもしれませんが、誰かを支える仕事には確かな誇りとやりがいがあります。
病院全体を支える“縁の下の力持ち”として、私たちと一緒に働きませんか?
新しい職場でのスタートは、誰でも不安がつきものです。
だからこそ、私たちは“ていねいな育成”と“着実なステップアップ”を大切にしています。
配属直後の基本的な業務説明から、日々のOJT(実務指導)、月次・年次業務への段階的な習得。 個々のスキルやペースに合わせて、無理なく着実に学べる体制を整えています。
会計・庶務といった業務はもちろん、病院職員として必要なマナーやシステムの使い方まで、「わからないままにしない」「一人にしない」を合言葉に、周囲がしっかりサポートします。
安心して学び、着実に成長できる環境が、ここにはあります。
外部・内部研修や実務を通じて、さらに専門性を高めていきます。
病院全体や管理課の業務概要を学び、職場環境に慣れる期間です。
日々行われる基本業務を、実務を通して学びます。
月に1回の繰り返し業務を通して、安定した処理能力を養います。
会計業務をバランスよく担当し、幅を広げます。
決算・予算関連業務に補助的に参加し、全体の流れを理解します。
外部(Web含む)、内部研修や実務を通じて、さらに専門性を高めていきます。
大学病院、医学部等 各部署の役割理解
管理課の年間、月間スケジュールの把握
主要会議(病院長補佐会議、管理運営会議、診療部長会議、主任医長会等)の役割
管理課共有、Googleドライブの基本操作(予定表、稟議起案時の文書番号発行等)
各種システムの操作
└ 動画講義eラーニングツール
└ 医療安全e-ラーニングツール
└ 勤怠管理システム