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小児外科トピックス

赤ちゃんだって傷は奇麗に

■お臍の皺を利用した手術

 当科では臍輪(お臍の皺)を利用したアプローチを導入し、新生児・乳児の開腹手術に多く用いております。
 新生児・乳児期では体格に比して臍は大きく、臍輪に沿う創は立体的な構造から外観以上に視野を広く確保でき、操作性にも優れ傷跡も目立ちにくいという利点があります。また成長とともに傷痕は相対的に小さくなるためほとんどわからなくなります。
 代表的な疾患として、乳児の肥厚性幽門狭窄症に対するRamstedt手術、新生児の先天性十二指腸閉鎖症や先天性腸閉鎖症・狭窄症が主な適応となります。ただし緊急を要する手術や腹膜炎などの腹腔内に炎症を伴っている疾患では適応となりません。
 その他にも、当科では低侵襲アプローチとして腹腔鏡も採用しており、積極的に使用しております。ご不明な点がございましたら遠慮なく医師にご相談下さい。


図)3ヶ月男児
先天性肥厚性幽門狭窄症 術後1ヶ月目