アトピー性皮膚炎新規治療薬デュピルマブの治療反応性予測因子の探索
アトピー性皮膚炎は全身に痒みを伴う湿疹が慢性的に持続する難治性の皮膚疾患ですが、近年、その病態解析から新たに生まれたデュピルマブという薬剤が使用できるようになり、その恩恵を受けている患者さんが増えています。しかし、全ての患者さんに有効というわけではなく、デュピルマブの治療反応性を予測することもできません。現在、当科ではアトピー性皮膚炎の専門外来を中心に、多施設共同のデュピルマブの治療反応性を予測する因子の探索研究に参加しています。
皮膚科学