Academic Achievements

掲載日:2020年9月15日
聖マリアンナ医科大学循環器内科
明石嘉浩教授が率いて、ハイレベルな臨床を実践し、全員が学位(研究)取得を目指し、それを後世に伝えていく(教育)ことを合言葉に医局員それぞれが得意分野で力を発揮しております。虚血性心疾患、弁膜症、不整脈疾患へのカテーテル治療が、10年前には想像出来なかった進歩を遂げ、大学病院では常に臨床指標が上位にランキングされるようにまでなっております。特に、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)や経皮的僧帽弁接合不全修復術(MitraClip)といった弁膜症に対するカテーテル治療は、全国トップクラスの症例数だけではなく、いずれの治療成績も良好であり、地域のニーズに即した治療を実践しています。また、心房中隔欠損症や卵円孔開存等の先天性心疾患に対するカテーテル治療、慢性血栓閉塞性肺高血圧(CTEPH)に対するバルーン肺動脈形成術(BPA)という多岐にわたる治療が可能であることが特徴です。さらに、心房細動による脳卒中を予防する”経皮的左心耳閉鎖術”も新たな治療戦略として加わりました。そして、論文や学会発表も多数行い、臨床だけでなく研究も行うことで、日常臨床の疑問を解決し、それを明日からの実臨床に活かすよう心掛けております。