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  3. 再生医療を身近に!本学で開発した再生医療技術が保険収載されました。難治性皮膚潰瘍治療に新しい光が!

掲載日:2020年6月18日

再生医療を身近に!
本学で開発した再生医療技術が保険収載されました。難治性皮膚潰瘍治療に新しい光が!

当院形成外科が、かねてより実施していた難治性皮膚潰瘍に対する再生医療技術が、2020年4月1日付で、国内初の再生医療技術手技「多血小板血漿処置」として保険収載されました。

この技術は、当院形成外科が主導で2016年厚生労働省の「先進医療技術B」承認を受け、自己多血小板血漿の安全性と有効性を検証するため、糖尿病や自己免疫疾患等に合併する難治性皮膚潰瘍に適用してきました。

「多血小板血漿処置」とは、患者自身の血液から「血小板」を濃縮した液体を作り、皮膚潰瘍の創部に投与する手技のことで、血小板内の治癒促進因子が皮膚の再生を誘導します。これまで治療技術で改善の認められなかった難治性の皮膚潰瘍も、約2ヶ月の治療期間で、皮膚潰瘍の面積が半分以下〜完全上皮化(潰瘍が治る)まで期待できる優れた再生医療技術です。


形成外科・再生医療学01
形成外科・再生医療学02

 

聖マリアンナ医科大学 形成外科学