一学年の生徒数が多くないこともあり、実習や試験勉強などみんなで乗り越えてきたという思いがあります。学ゼミや聖看祭で同級生や先輩との交流も良い思い出です。同級生の存在が今でも励みになっていて、院内ですれ違った時に忙しくても一言声をかけ合うだけでも嬉しくなります。
授業や実習を通して他の人の意見を聞くことの大切さを学びました。異なる考えや視点をもらうことで、看護の幅が広がることを実感しています。また、今思えば疾患や治療よりも、看護学の授業の方が大切なことを教えてくれていたと感じています。
同じ病であっても個々に症状の出方や経過が異なること、また患者さんのパーソナリティや生きてきた経験、生活など異なる背景があり、それぞれ病いの受け止めや向き合い方が異なります。そのため看護は画一でなく、その人にとってより良い看護は何か考えることが必要になります。それが大変だけどやりがいや達成感にも繋がり、常に成長できる職業です。
看護師もみんな同じである必要はないです。自分の考えを持ち、こだわりを持った、自分らしさのある看護師になってくれることを期待しています。
他の仲間からのメッセージ