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⼤学病院の専⾨学校という
特⻑を
活かした充実した教育で
看護師を⽬指す
当校のカリキュラムは、基礎・専⾨・統合分野をバランスよく配置した実践的カリキュラムです。
知識・技術・態度を学び、社会に貢献する豊かな⼈間性を備えた看護師の育成を実現します。
本校では、「キリスト教的人類愛と生命の尊厳を基本とし、国際社会に貢献しうる看護実践者を育成する。」という教育理念のもと、教育課程が編成されています。
また、本校のカリキュラムは3年間を通し、現代の医療現場や地域の場において看護者に求められている①「医学的知識と看護援助を統合・連合しながら根拠に裏付けられた看護援助の実践や、臨床判断(クリニカルジャッジメント)ができる能力」、②「日進月歩で進展する医療現場や、地域包括ケアシステムの発展が著しい地域で、多職種と協働できる能力」、③「医療分野において日常業務の一部として取り入れられている情報通信技術(ICT)を活用するための基礎的能力」などの能力を講義・演習・臨地実習で学べる構築となっています。
1年次は、人と関わる看護師になるための基盤となる力を身につけるための宗教哲学や人間関係論などの基礎分野、看護を学ぶ上で基礎となる知識を身につけるための解剖学や生理学、疾病治療論といった専門基礎分野を主に学びます。看護の専門分野では、全ての看護を学ぶ上での基本となる基礎看護学を主に学び、正確な看護技術を身につけるためにたくさんの演習も行われます。また、学内での学びを基にした基礎看護学と成人・老年看護学の実習も行われます。
2年次は、専門分野の割合がぐっと増え、1年次の学びを基にして地域・在宅看護論、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学といった専門領域を深く学んでいきます。実習では、地域に出向いて行われる地域包括実習や成人・老年看護学の実習が行われます。
3年次は約半年間の期間にわたって病院や施設、地域などのさまざまな場で各専門領域の実習が行われ、それぞれの領域でより実践に即した能力を身につけています。各専門領域の実習終了後にはそれらの知識・能力を統合するための統合実習も行われます。講義では医療安全やチーム医療など、看護師として求められる能力について学び、身につけていきます。
基礎看護学
基礎看護学は各看護学の基礎として最初に学習する領域であり、全ての看護実践の基盤となる知識・技術・態度を学びます。その学習量は21単位750時間(講義16単位525時間、実習5単位225時間)と、看護学校の中で⼀番多くの割合を占めています。
看護とは何かについて考え、学び、看護の対象についての理解を深めます。そして看護技術の演習も多く、仲間と協⼒しながら確実な看護技術を習得します。これらたくさんの学習を通して⾃⼰の⼈間観・看護観を発展させ、対象への細やかな配慮などの態度も⾝につけていきます。
みなさんと⼀緒に学べることを楽しみにしています。看護について⼀緒に考えていきましょう!
実習の説明
基礎看護学では3つの実習を⾏います。1年次の夏には病院で療養される⽅の療養⽣活や看護師の役割についてを学び、1年次の冬には受け持たせていただく対象の全体像を捉えて必要な看護とは何かを考えていきます。そして2年次には対象に必要な看護を実践していきます。3つの実習においてひとつひとつの段階を経て、看護師に必要な看護展開の⼒を⾝につけていきます。
地域・在宅看護論
領域の紹介とメッセージ
地域・在宅看護論では、療養しながら住み慣れた地域や場所で⽣活を実現させるための看護を勉強します。実際に訪問看護師さんに授業をお願いし、実習室ではお宅を想定した援助について勉強します。是⾮⼀緒に、その⼈らしい⽣活への援助⽅法を考えてみませんか?
実習の説明
地域・在宅看護論では、訪問看護ステーションを始め、川崎市各区の地域みまもり⽀援センターやリハビリテーションセンターや療育センターなど⾊々な場所に出かけて実習をします。住み慣れた地域・場所での療養をサポートする看護や施設の役割について学習します。
⽼年看護学
領域の紹介とメッセージ
⽼年看護学では、今まで⻑く⽣きてこられた⾼齢者の⽅の加齢による体や⼼の変化を学び、病気や⼊院などによる影響を最⼩限にするための看護援助や⽀援について学習していきます。最終の発達段階である⽼年期では少しでも安楽に苦痛なく、またその⽅らしい最期の時間を過ごすための看護についても学習していきましょう。
実習の説明
超⾼齢社会をむかえ、現在、総⼈⼝のおよそ3割が65歳以上となっています。
さらに、⾼齢者の有訴者率が多いことからも、看護の対象に⾼齢者が増えているといえます。今、⾼齢者の看護に求められていることは、どのような看護なのでしょうか。1年次には、介護⽼⼈保健施設・介護⽼⼈福祉施設での実習を体験し、「⾼齢者を知る」ことを学び、3年次では、疾患を抱えて⼊院されている⾼齢者の「その⽅らしさを⽀援する」援助について学んでいきましょう。
⼩児看護学
領域の紹介とメッセージ
⼩児看護学では、⼦どもの特性を理解して、健康増進を阻害する因⼦を可能な限り取り除き、⼦どもが健全な成⻑発達するために必要な知識と技術、そして、⼦どもの成⻑発達に⽋かせない家族の育児を⽀えるための看護を学んでいきます。
未来を担う⼦どもと、その家族のための⼩児看護を⼀緒に学んでいきましょう。
実習の説明
⼩児看護学実習は、保育園、NICU、⼩児科外来、⼩児病棟で実習を⾏います。あらゆる発達段階と健康レベルの⼦どもに対し、安全に配慮しながら遊びやスキンシップなどを取り⼊れて看護を実践していきます。その⼦どもらしい⽣活や成⻑発達ができるよう、⼯夫やアイデアを盛り込んだ看護を考え、楽しく実習していきましょう。
母性看護学
領域の紹介とメッセージ
⺟性看護学は⼥性の⼀⽣を通した健康⽀援、次世代の育成を⽬指すことを役割とした看護学領域です。新しい命を妊娠、出産することができる⼥性やその家族を対象とした看護を中⼼に学び、⾚ちゃんの⽣きる⼒、お⺟さんの命をはぐくむ⼒をより⾼める看護を学びます。
実習の説明
臨地実習では、妊婦や産婦、産後のお⺟さんと⾚ちゃんを受け持ちます。お⺟さん、⾚ちゃんが持っている強みを活かし、命をはぐくむ⼒がさらに⾼まる看護を実践します。
さらに、地域の助産院にて、主体的なお産に向けての⾃⼰管理や産褥・育児期までの継続的な看護についても学びます。実習での経験とこれまでの学習を統合して、命の尊厳、⺟性、⾃⼰の看護観について学びを深めていきます。
成人看護学
領域の紹介とメッセージ
成人看護学はライフサイクルの中で最も長く社会的に活動している成人期の人々を総合的に理解し、成人のあらゆる健康レベル応じた看護を学習します。授業では現場で活躍している看護師の講義も取り入れ、よりリアルな看護を学習することができます。一緒に成人期の人々への看護を考えてみませんか?
実習の説明
実習では様々な健康障害がある人を受け持ち、その人の健康レベルを踏まえながら総合的に捉え、個別性に合わせて看護を考え実践していきます。また病棟での実習だけでなく、検査室・透析室・リハビリ室・手術室・救命センターなどの見学を通して対象理解を深め、看護を学習していきます。
精神看護学
領域の紹介とメッセージ
精神看護学では、精神に障害のある⼈がもっている、健康的な側⾯を⼤切にし、こころの健康を維持・増進するための⽀援が、実践できることを⽬指しています。患者さんとの相互作⽤の過程を通し、⾃⼰のあり⽅、⾃分⾃⾝の対⼈関係のもち⽅について、丁寧に考えることで、新しい⾃分との出会いもあります。精神看護学を通して、みなさんが持っている温かさと優しさ、創造性と可能性を、⼀緒に育んでいきましょう。
実習の説明
実習では、病棟だけでなく、外来、デイケア・作業療法室も含めて、⼊院から退院後の患者さんの⽣活を⽀援していく看護を学習していきます。こころの障害は⾒えずらく、その⼈の語りでしかわからない困難が多くあります。病気と共にある、その⼈の体験を理解し、その⼈が⽣きてきた⼈⽣の軌跡を、理解していく必要があります。疾患の症状により⽇常⽣活にどのような影響が現れているかを考え対象に寄り添った看護を考えていきます。
看護職として活躍するために不可⽋な国家試験に全員が合格できるよう、様々な学習⽀援を⾏っています。
2019年度 (令和1年度) |
2020年度 (令和2年度) |
2021年度 (令和3年度) |
2022年度 (令和4年度) |
2023年度 (令和5年度) |
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本校受験者数 | 81 | 75 | 84 | 85 | 74 |
本校合格者数 | 80 | 73 | 84 | 84 | 68 |
全国合格率 | 89.2 | 90.4 | 91.3 | 90.8 | 87.8 |
本校合格率 | 98.7 | 97.3 | 100 | 98.8 | 91.9 |
職位 | 氏名 | 専門領域 |
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校長 | 鈴⽊ 昌子 | 基礎看護学 |
副校長 | 清⽔ 泰⼦ | ⼩児看護学 |
教務主任 | 今井 みゆき | ⽼年看護学 |
教務科長 | ⼭下 佳織 | ⺟性看護学 |
専任教員 | ⽥中 久仁⼦ | 精神看護学 |
専任教員 | 伊藤 美穂 | 地域・在宅看護論 |
専任教員 | 児玉 宜子 | 母性看護学 |
専任教員 | 大石 美代子 | 基礎看護学 |
専任教員 | 田代 佐知子 | 基礎看護学 |
専任教員 | 小陽 慶子 | 精神看護学 |
専任教員 | 平林 貴子 | 地域・在宅看護論 |
専任教員 | 山下 淳也 | 地域・在宅看護論 |
専任教員 | 田中 良和 | 基礎看護学 |
専任教員 | 朝倉 万紀子 | 成人看護学 |
専任教員 | 青野 美穂 | 成人看護学 |
専任教員 | 朝日 香怜 | 基礎看護学 |
専任教員 | 廣井 実位子 | 小児看護学 |
専任教員 | 仙井 勇三子 | 母性看護学 |
専任教員 | 林 沙紀子 | 老年看護学 |
専任教員 | 島田 麻央 | 老年看護学 |
専任教員 | 残間 佳代 | 小児看護学 |
最先端の設備と技術のある
関連施設で学ぶ
ほかでは経験できない
看護実習
当校は聖マリアンナ医科大学の関連施設のため、
主な実習先は大学病院及び関連施設になります。
聖マリアンナ医科大学は大学病院の他に
3つの附属病院と1つの診療施設があります。
それぞれ最先端の設備と技術で専門医療を提供し、地域医療を担っております。
卒業生の方が指導をしてくれたり、実習先と学校がしっかりと連携していたりと関連施設ならではの実習で
高いレベルかつ安心の看護実習を行うことができます。
聖マリアンナ医科大学病院
昭和49年に開院し、広域災害拠点、がん診療提携拠点などの拠点病院、および特定機能病院として高度な臨床、教育・研究の全てを担う医療施設です。31の診療科と各センターなどの診療施設、協力部門が配置されています。
所在地
〒216-8511
神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
診療科
31科/病床数: 1,208床
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
「よこはま21世紀プラン」の一環として昭和62年に開院。最新医療を積極的に取り入れた21世紀型総合病院です。3次救急医療センターや周産期センターなど、地域住民に高度な先進医療を提供する地域医療支援病院です。
所在地
〒241-0811
神奈川県横浜市旭区矢指町1197-1
診療科
25科/病床数 : 518床
川崎市立多摩病院
指定管理者 学校法人 聖マリアンナ医科大学
川崎市が設立し、指定管理者として聖マリアンナ医科大学が運営を託された公設民営の自治体病院です。救急医療・小児救急医療・災害時医療を主軸とする市民病院としての医療機関です。
所在地
〒214-8525
神奈川県川崎市多摩区宿河原1-30-37
診療科
25科/病床数 : 376床
基礎看護学領域紹介
地域在宅看護論
老年看護学紹介
小児看護学紹介
母性看護学
成人看護学
精神看護学
聖マリアンナ医科大学
看護専門学校の
パンフレットはこちら
看護学生の一日
Open
campusオープンキャンパス