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イメージングセンターご案内

イメージングセンター 特徴

乳腺画像診断を専門とする放射線科専門医による診療

近年の乳がん患者数の増加には目を見張るものがあり、今後も増加し続けることが予測されます。このような背景もあり社会的に乳がんへの関心は非常に高まっています。乳がんの死亡数、あるいは死亡率を下げるためには、早期発見が重要であることは言うまでもありませんが、発見後の乳がんの正確な広がりの評価や化学療法後の効果判定などより専門性の高い画像診断が必要となっています。当イメージングセンターでは乳腺画像診断を専門とする専属の放射線科医が早期発見のために重要な検診マンモグラフィ読影から手術前精査のために必要な乳腺CT,MRIの詳細な診断を行い、乳腺外科医と連携を密にとりながら一人でも多くの患者様の為になるよう、安全でより質の高い医療を目指しております。

一般画像診断

当イメージングセンターでは近隣の医療機関からご依頼を受けた画像診断が可能です。最新のCT/MRI装置を用いた乳腺以外(神経内科領域や、整形外科領域、動脈硬化イメージングなど)の画像診断も随時お受けします。男性患者様も検査可能な様に男性ラウンジと女性ラウンジが分かれております。

検査可能な内容についての詳細

聖マリアンナ医科大学病院との連携

当イメージングセンターは聖マリアンナ医科大学病院で診察を受けられた患者様で画像検査が必要な場合、できるだけ迅速に検査が行われるような体制を整えています。また当施設で検査を受けられた患者様が聖マリアンナ医科大学病院で診察、治療が受けられるような双方向の連携を結んでおります。

機器の紹介

マンモグラフィ検査

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことです。乳房はやわらかい組織でできているため、専用のX線装置を使用します。マンモグラフィはしこりだけでなく、しこりとして触れない初期乳がん症状の一つである石灰化を写し出すことができます。
  当施設では、日本人女性に合わせて設計された東芝社製デジタルマンモグラフィに加えて、2017年1月よりHologic社製のトモシンセシス(3D撮影)機能を搭載したマンモグラフィ装置を導入いたしました。マンモグラフィは乳腺組織の重なりを少なくし、見やすくするために乳房を薄く広げながら圧迫して撮影します。しかし、従来のマンモグラフィでは乳房全体を一枚の画像に写しているので、場合によっては病変と乳腺組織とが重なって見えにくくなることや、正常な乳腺の重なりが病変のように見えてしまうことがあります。しかしトモシンセシスは圧迫したのち、撮影角度を変えて複数の方向から撮影し、収集したデータを3次元的に再構成することにより画像の重なりが少なくなります。その結果、病変の判定が従来のマンモグラフィ以上に正確になります。トモシンセシスは日本人に多いとされている乳腺濃度が高い人(高濃度乳房)に有効であると言われています。トモシンセシスの撮影は従来の撮影よりも乳房を圧迫している時間が若干長くなり、被ばく線量もやや増加します。しかし、当施設に導入したトモシンセシス装置の撮影線量は、乳がん検診の被ばく線量基準値である3mGyを下回っています。そしてトモシンセシスにより得られる情報量は多くなり、被ばく線量が増加するというデメリットを上回る価値があります。
  検査は、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構認定の熟練した女性の診療放射線技師が行います。検査室一同、女性に優しい検査を心がけております。


<東芝社製 デジタルマンモグラフィ:Pe・ru・ru DIGITAL>


<HOLOGIC社製 トモシンセシス搭載デジタルマンモグラフィ:SELENIA Demensions>

検診施設画像認定施設
当施設では「NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構」より「検診施設画像認定施設」として認定されました。

CT検査

乳がんが肺やリンパ節、骨など他の臓器に転移していないかを調べるためCTという装置をもちいて検査を行います。乳がんについてもどの程度の大きさでどれくらい広がっているかなど病変の進行を客観的に評価します。画像は3D画像でも表示可能で手術前に詳細な手術範囲を予測したり、手術後の再発などを調べるのに有用な検査装置です。当イメージングセンターでは東芝社製64列マルチスライスCTを用いて短時間でできるだけ被曝線量を低減化し、かつ正確な手術前検査を行うことを目標としています。

乳腺画像以外には近隣の医療機関からの検査もお受けしています。

検査可能な項目

CT検査
当院のCT室
<東芝社製64列マルチスライスCT : Aquilion 64>

MRI検査

MRIは強力な磁石でできたトンネルの中に入り、磁気を利用して体の中の水分から出る磁力を画像化する検査です。放射線は使用しないので被ばくの心配はありませんが、検査時間が長く(撮影する部位によりますが、20分前後)、大きな音がします。トンネルの中に入るので閉所恐怖症の人、体内に金属がある人、刺青やアートメイクがある人などは検査ができない場合があります。
当施設はPHILIPS社製、1.5テスラのMRI装置を導入しています。乳房のMRI検査はもちろんのこと、頭部MRI、認知症検査(VSRAD)、MRCP(MR胆管膵管撮影)、整形外科領域、全身拡散強調画像(DWIBS)など多部位にわたる検査を行なっています。

乳房MRI検査

乳房MRIは発見された乳がんの大きさや乳房内での広がり(乳がん広がり診断)を詳しく調べるために、うつぶせの状態で造影剤を用いて行います。
当施設は世界的に標準化された撮影方法を導入しており、世界水準の細かい撮影を行っています。乳がん広がりや化学療法の効果を正確に診断して、有効で正確な乳がん治療の支援をしています。

検査可能な項目

MRI検査

当院のMRI室
<PHILIPS社製 1.5テスラMRI : Achieva>

乳腺MRI

乳腺MRI

超音波検査

組織内の血流を評価するドプラ機能や、乳房腫瘤(しこり)内部の硬さを色で表せるエラストグラフィなど近年開発された機能を搭載した最新鋭の装置を4台配備しています。
  当施設では、最新鋭の超音波装置を用いて乳腺疾患に精通した超音波検査士や医師が担当させていただききます。
 超音波検査は、乳腺などの体表臓器はもちろんのこと、腹部検査および心臓機能評価も、痛みを感じることなく行うことが可能です。

線維腺腫(良性腫瘍)の1例

線維腺腫(良性腫瘍)の1例


がんの1例

がんの1例


X線骨密度測定

X線骨密度検査は、骨粗しょう症の診断に欠かせない検査です。骨粗しょう症とは骨がスカスカになり骨折しやすくなる病気です。特に女性は、ホルモンのバランスが大きく変化する閉経後に骨の量が急激に減る場合があるので骨粗しょう症になる人の割合が多くなります。この様な状態を事前にチェックするため骨密度測定をお勧めします。当イメージングセンターではHOLOGIC社製 Explore型を用いて骨密度を最新の方法(DEXA法)でより正確に測定します。

X線骨密度測定

当院の骨密度測定室
<HOLOGIC社製 Explore型 骨密度測定装置>

読影室

当イメージングセンター内で行われた全ての画像検査の情報はネットワークを介して読影室に配信されます。読影室には専属の放射線科専門医が待機しており画像診断を行います。乳腺画像診断を専門とする放射線科医と乳腺外科医が密に連絡を取り合いながら安全でかつ高度な診療を目指しております。

読影室

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