医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

カリキュラム

概要

「何を習得したか」を問う、アウトカム基盤型教育

 6年間の医学教育において最終的に到達する目標として学習成果(アウトカム)を明確に示し、大学入学時から一貫して目標に近づくために、能力の修得レベルに併せて段階的に学習が可能なアウトカム基盤型教育を行っています。そこでは教員が何を教えたかではなく、学生が何を学び、何を習得したかが重視されます。具体的には、「医師としての姿勢と責務の自覚、医学的知識と問題解決能力」「コミュニケーション能力と基本的診療能力」「自らの行動を振り返り、修正し、改善していく能力」の修得が、どこまでなされたかという観点から、学生の到達度を評価します。
 また、世界医学教育連盟(WFME)の提示するグローバルスタンダードに準拠した新カリキュラムを策定し、アウトカムを基盤としながらディプロマポリシー(学位授与方針)に沿った独自の教育を行っています。

カリキュラムチャート