総合医学教育
6年間の総仕上げ、知識・技能を繋ぎ国試突破へ
6学年は、今まで学んできたことを総チェックする総合医学教育が設定され、4月からの選択制実習に続いて、9月からはコース別集中講義がスタートします。そこでは、身につけた知識と臨床実習での経験が深い関係をもって認識され、医学・医療に対する見方、考え方がより深く幅広いものとなります。そして、本学の3項目のディプロマ・ポリシー(正しく判断できる・正しく行動できる・生涯にわたって省察し実践する基礎ができる)が、自分の中で達成されつつあることを実感できるでしょう。
【コース別集中講義】
6学年の後期からは、医師国家試験出題基準に準拠した臓器・疾患別の講義が1~2週間ごとに集中して行われます。それぞれのコースでは6年間で学んだ学習内容が網羅的に取り扱われ、金曜日には多肢選択問題の試験を行うことで、知識の向上と定着を図ります。
そして、医師となる最後の関門として医師国家試験があります。5学年までに積み重ねてきた知識・技能の上に総合医学教育が加わり、自信をもって医師国家試験に臨むことができます。また、担当教員が学生一人ひとりに対して、学習への取り組みや卒業後の進路など全般的な指導と助言も行っていきます。