臨床実習
“人とのふれあい”を通して医療を体感する臨床実習
4学年でCBT、OSCEに合格すると、診療参加型臨床実習(Clinical Clerkship)が始まります。積極的に診療に参加し、他の医療職従事者や患者さんとその家族と良好な関係を築くとともに、基本的診療能力、根拠に基づいて医療を行う能力、および臨床推論能力を修得します。
4学年の1月から5学年10月までの第Ⅰ期臨床実習では、大学病院の基幹診療科(内科・外科・産婦人科・小児科)を4週間ずつ小グループでローテーションし、学生は内科的な疾患の病態生理、診断法と外科的な診療とを体系的に修得します。5学年1月から6学年7月までの第Ⅱ期では、大学病院の救命救急センターのほか、眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・整形外科・腫瘍内科・神経精神科・放射線科・麻酔科・形成外科の各診療科と、横浜市西部病院、川崎市立多摩病院を2週間ずつローテーション。最後に、学外・海外の病院、本学附属病院の診療科を学生が選択できる選択制実習が4週間行われます。