プレパレーションとは「子どもが病気や入院によって引き起こされる様々な混乱に対し、準備や配慮をすることによって悪影響を和らげ、子どもや親の対処能力を引き出すこと」であり、子どもの権利を守るための大切な援助です。
今回、2年生が事例ごとにグループワークをし、子どもの発達段階の特徴と検査や処置による子どもへの影響、家族の想いから、子どもが検査や処置を理解して自主的に受けられるよう、キワニスドールや画用紙などを用いてプレパレーションの準備を行いました。発表会は子ども役・家族役・看護師役などを設定し、ロールプレイで行いました。どのグループの発表内容も、子どもの不安軽減に向けたかわいらしくわかりやすい工夫や配慮を盛り込んで実施されていました。今回の学びを3年次の小児看護学実習でも活用し、子どもの心の準備に役立ててほしいと思います。
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