ご挨拶
学長挨拶
学長 北川 博昭

聖マリアンナ医科大学は、1971年(昭和46年)に敬虔なカトリック信者である明石嘉聞博士により「日本にキリスト教の理念に満ちた医学教育ができる医科大学を創りたい」という強い想いから創立されました。開学以来、大学附属病院、看護専門学校、大学院が次々と併設され、今日までに3つの附属病院と1つのクリニックを運営し、医学教育における理想的な環境を築くことができました。また、開学以来4,610名の医師を育て、社会に送り出しました。
人間関係が複雑化する21世紀に対応して、人類社会に奉仕できる医師の育成や、専門的研究の成果を人類の福祉に生かしていく医師の教育をおこなうため、医学教育のグローバル・スタンダード化の中で2016年度の入学生から新カリキュラムを導入しました。我々が求める学力とは生涯「自ら学ぶ力」であります。人の一生と医療・福祉・介護の係わりなどをEarly Exposure to Life Cycleとして、1年次からマタニティークリニック、幼稚園、高齢者施設、障がい者施設などに派遣し、早期体験実習を通じて、患者と接することで医療を体験し、実践を積んでいきます。
第4学年後期からは、充実した2年間の診療参加型臨床実習が組み込まれます。また、高学年での臨床実習の海外における提携先も増加し、そこに向けて低学年から学べる選択制の実践的な英語教育コースも開設されています。実習が始まると現地の学生と英語での交流が始まり、各国の医療の違いについても学ぶことが出来ます。最終的には医師としての使命感を有し、科学的根拠に基づく意思決定と正しい判断を行う能力を習得し、常に感謝と思いやりの心を持って生涯にわたって省察し実践できる医師を養成することに力を注いでいます。
そのためには、入学時から一貫して能力レベルに合わせ、段階的に学習することが可能な教育カリキュラムを構築し、それを遂行していく「アウトカム基盤型教育」を取り入れ、本学の使命である生命の尊厳に基づき人類愛にあふれた医療人の養成を行ってまいります。

(学内専用)





