医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

大学院附属研究施設

電子顕微鏡研究施設

幅広い業務で研究者を支援

 医学部本館1階にあり、各講座の研究者に対して電子顕微鏡の便宜を図る施設です。一方では、独自の研究にも力を注ぎ、機器操作や資料作成の講習会の実施、臨床診断用の検体処理、関連学会の情報提供といった幅広い業務も受け持っています。

実験動物 飼育管理研究施設

安全な環境に配慮

 動物実験は動物実験関連法規に基づき、動物福祉の精神に則り科学的に実施されねばなりません。そこで、人にも動物にも安全な環境の中で教育・研究が進められるよう、細心の配慮がなされています。

アイソトープ研究施設

遺伝子研究を推進

 放射性同位元素を利用して医学の教育および研究を行うための施設です。最新の機器を揃え、遺伝子研究のための実験室や種々の機器も設置されています。利用者に対する教育や健康管理体制も万全です。

先端医学研究施設

先端研究の創生・融合を促進

 大型研究機器の共同利用を促進させ、学内研究水準のさらなる向上を担い設置されました。4つの部門が互いに連携して研究の質の向上につながるべく協力体制が取られています。この特徴を活かし、相互の得意分野の融合が可能になります。新たな研究テーマの企画、研究成果のさらなる発展を促進し、大学院学生の学位論文を含め多くの業績を報告しています。