医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

臨床実習

“人とのふれあい”を通して医療を体感する臨床実習

4学年でCBT、OSCEに合格すると、診療参加型臨床実習(Clinical Clerkship)が始まります。積極的に診療に参加し、他の医療職従事者や患者さんとその家族と良好な関係を築くとともに、基本的診療能力、根拠に基づいて医療を行う能力、および臨床推論能力を修得します。
4学年の1月から5学年10月までの第Ⅰ期臨床実習では、大学病院の基幹診療科(内科・外科・産婦人科・小児科)を4週間ずつ小グループでローテーションし、学生は内科的な疾患の病態生理、診断法と外科的な診療とを体系的に修得します。5学年1月から6学年7月までの第Ⅱ期では、大学病院の救命救急センターのほか、眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・整形外科・腫瘍内科・神経精神科・放射線科・麻酔科・形成外科の各診療科と、横浜市西部病院、川崎市立多摩病院を2週間ずつローテーション。最後に、学外・海外の病院、本学附属病院の診療科を学生が選択できる選択制実習が4週間行われます。

《学生ボイス》

久米敦紀

手術症例検討会では、多くの先生方を前に症例報告を行う機会があります。患者さんの基本情報や現病歴、既往歴、服薬歴などのほかに、カルテの画像の所見を述べ、現在の患者さんの状態の評価から、術式を決めるまでの簡単な道筋を説明しました。1点だけ表現に間違いがあり、発表後に修正点を教えていただきました。発表することを経験してみて、覚えるべき要点というものが後から見えてきました。