一般公募推薦入学試験について
平成30年度から一般公募推薦入学試験を実施します
本学は、昭和46年の創立以来、キリスト教的人類愛に根ざした「生命の尊厳」を基調とする医師の養成を建学の精神として掲げており、この精神に基づくアドミッションポリシー(入学者受入方針)のもと、医学を志すに相応しい知識はもちろんのこと、品格や倫理観を兼ね備えた入学者の選抜を実践してまいりました。そして、昭和59年度からは全国に先駆けて推薦入学試験(指定校制)を導入し、将来、良き臨床医となるべく適性をもった入学者の選抜に積極的に取り組んでまいりました。
加えて、平成30年度入学試験からは、更なる入学者選抜の拡充を目指し、これまでの指定校にこだわらない「一般公募推薦入学制度」を導入することといたしました。
医学に関する専門的な知識を修得するためには、高等学校で積み重ねる基礎学力は必須であり、とりわけ数学や理科を通じて得られる体系的知識や科学的論理性は、医学を学ぶうえで重要な礎となります。そのような教育環境の趨勢に鑑み、表層的・断片的な知識の詰め込みではなく、体系的な知識と確かな応用力を備えている学生を選抜するため、新たな推薦入試制度として一般公募制を導入し、自然科学系(数理的問題)を通じて、体系的知識や科学的論理性を備えた入学生の選抜を実践したいと考えております。
本学の建学の精神を十分に理解し、自覚をもって勉学に励む心身共に健全な学生を広く求め、将来にわたって人類社会や社会福祉に貢献できる人間性豊かな医師の養成に努めて参ります。
(※)指定校推薦志願者は、一般公募推薦制度との併願が可能です。