医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

令和3年度 聖マリアンナ医科大学 医学部医学科卒業証書・学位授与式を挙行しました。

 3月4日(金)本学医学部本館6階大講堂において、令和3年度 第46回聖マリアンナ医科大学医学部医学科卒業証書・学位記授与式が挙行されました。
 今回も前年度同様、学生およびご家族の方々の健康と安全を第一に考慮し、新型コロナウイルスの感染症拡大を防止する観点から、卒業生と関係教職員のみで執り行いました。また同時に保護者の方へ、式の模様をインターネットでライブ配信いたしました。
 この日6年間の全カリキュラムを履修し、医師として習得すべき医学や医療、教養を学び終えた118名が新たな門出を迎えました。式典では、北川博昭学長より卒業証書・学位記が卒業生へ手渡されました。そのあと成績優秀者や多方面の活動に貢献した学生へ「明石賞」、「医学会賞」、「聖医会賞」、「保護者会賞」が表彰されました。
 続いて北川学長より式辞にて、「私どもはコロナ重症患者を早くから受け入れ、教職員が一丸となって昼夜を問わず、未知のウイルスと闘っています。後の患者に対する後遺症外来を国内で始めて開設し、基礎疾患を持った患者やアレルギーのある患者さんに対しワクチンセンターを開設しました。皆様も今日ここに母校から旅立ち、日本の何処かで医師としての人生を歩むのですが、出来ることを探し、困難な社会に立ち向かう姿勢を受け継いでいただければと思います。」と述べられました。次に明石理事長、岸聖医会長の祝辞と続きました。
 卒業生代表のからの力強い宣誓、在学生からの送辞に対し、卒業生代表からはこれまでの感謝と医療へ貢献することへの決意を答辞で述べました。最後に宗教学小田武彦特任教授(司祭)の祈願を行い、厳粛かつ友愛の精神に満ちた式典となりました。


  • 式辞を述べる北川博昭学長

トピックス