医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

平成31年度 第49回聖マリアンナ医科大学医学部入学式を
挙行しました。

 桜舞う4月6日(土)、本学医学部本館6階大講堂において、平成31年度 第49回聖マリアンナ医科大学医学部入学式が執り行われました。
 聖歌「稜威」に続いて、保護者や本学教職員が見守るなか、本年度の新入生115名を代表して松尾優里さんに、尾崎承一学長より入学許可書が手渡されました。
 尾崎学長は式辞で「卒業時の到達目標を明確にし、入学時から段階的に学習するアウトカム基盤型教育が本学教育カリキュラムの特徴です。6年間を通じ、医学生としても、人としても成長し続けることを期待します」と激励の言葉を贈りました。
 また、明石勝也理事長は、新約聖書ルカによる福音書10章の有名な『善きサマリヤ人』の一節を用いられ、「隣人を自分のように愛することこそが人類愛の本質であり、医療の原点である。マリアンナスピリットに満ちた実りある6年間を過ごしていただきたい」と祝辞を述べられました。
 この後、新入生代表の梶本勝裕さんが「学則を守り、自戒自省し中庸の道を志向して学業に精励することを誓います」と宣誓し、在校生を代表して4年生の若松俊樹さんが「6年間の学生生活のスタートを心地よく始められるよう、在学生一丸となって協力します」と歓迎の言葉を述べました。続いて小田武彦司祭(本学特任教授)による祈願式が行われ、最後に全員で校歌を斉唱し閉式となりました。


  • 式辞を述べる尾崎承一学長

  • 新入生を代表して宣誓をする梶本勝裕さん

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