医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

昭和薬科大学との「多職種連携セミナー」を開催

 2018年9月15日(金)に、提携校の昭和薬科大学と合同で「多職種連携セミナー」を開催しました。「医療における多職種連携協働およびチーム医療の意義」を学ぶことを目的とし、本学医学部と昭和薬科大学薬学部の第4学年の学生を対象に、両大学から学生が半数ずつに分かれ、各々のキャンパスでそれぞれ同時進行で交流する形で進められました。
 セミナーは「医」と「薬」の関係性から、“ポリファーマシー”と“高齢者”をキーワードとしたシナリオを基に、学部間連携のPBL(問題基盤型学習)が実施されました。
 初めは初対面とあって緊張感もありましたが、プログラムが進むにつれて円滑なコミュニケーションが生まれ、お互いに連携して課題に取り組むことで、患者さんの多角的な理解へと繋がっていきました。
 総括では、聖マリアンナ医科大学会場は薬理学 松本直樹教授(聖マリアンナ医大)と応用薬物治療部門 濱本知之教授(昭和薬大)から、昭和薬科大学会場は地域医療部門 宮﨑美子教授(昭和薬大)と薬理学 太田有紀講師(聖マリアンナ医大)から、それぞれ今回のシナリオ解説が行われました。
 最後の懇親会では、学生たちはセミナーというプログラムの枠を越え、互いに交流を深め合い、充実した多職種連携セミナーを行うことができました。

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