昭和薬科大学との「多職種連携セミナー」を開催
2018年9月15日(金)に、提携校の昭和薬科大学と合同で「多職種連携セミナー」を開催しました。「医療における多職種連携協働およびチーム医療の意義」を学ぶことを目的とし、本学医学部と昭和薬科大学薬学部の第4学年の学生を対象に、両大学から学生が半数ずつに分かれ、各々のキャンパスでそれぞれ同時進行で交流する形で進められました。
セミナーは「医」と「薬」の関係性から、“ポリファーマシー”と“高齢者”をキーワードとしたシナリオを基に、学部間連携のPBL(問題基盤型学習)が実施されました。
初めは初対面とあって緊張感もありましたが、プログラムが進むにつれて円滑なコミュニケーションが生まれ、お互いに連携して課題に取り組むことで、患者さんの多角的な理解へと繋がっていきました。
総括では、聖マリアンナ医科大学会場は薬理学 松本直樹教授(聖マリアンナ医大)と応用薬物治療部門 濱本知之教授(昭和薬大)から、昭和薬科大学会場は地域医療部門 宮﨑美子教授(昭和薬大)と薬理学 太田有紀講師(聖マリアンナ医大)から、それぞれ今回のシナリオ解説が行われました。
最後の懇親会では、学生たちはセミナーというプログラムの枠を越え、互いに交流を深め合い、充実した多職種連携セミナーを行うことができました。