医師を志す学生の皆さんに向けて、人間尊重の立場に立った医学教育を実践する聖マリアンナ医科大学の教育精神をご紹介します。
本学では、キリスト教的な愛の精神に基づき、プロフェッショナルとして、確かな専門知識を持っていることはもちろん、ひとの心の痛みがわかる、豊かな人間性を備えた医師の育成に力を注いでいます。
聖マリアンナ医科大学は6年間一貫教育による「グッドドクター養成カリキュラム」を採用しています。1年次から始まる専門教育、コース別講義、小グループ問題解決型教育、臨床実習において医療チームの一員となるクリニカル・クラークシップなど、教わるよりも自ら学ぶ力の養成に重点を置いた教育です。
最新の学習設備を備え、医学教育に必要なすべての機能を集結した「教育棟」をはじめとする聖マリアンナ医科大学の教育環境や、学生、教師の密度の高いコミュニケーションを生む理想的な医学教育環境をご紹介します。
実習や研究室配属で利用する施設をはじめ、大学院や付属研究所等をご紹介します。
在学生・卒業生のお手続きなど。

平成30年度聖マリアンナ医科大学医学部入学式を挙行しました。

 去る4月7日(土)に本学医学部本館6階大講堂において、平成30年度聖マリアンナ医科大学医学部入学式が執り行われました。
 聖歌「いかにおそるべき」に続いて、保護者や本学教職員が見守るなか、本年度の新入生115名に対し、尾崎承一学長より入学許可書が手渡されました。
 尾崎学長の式辞では、「本学の建学の精神に基づき、これまで培ってきたコミュニケーション能力に、6年間の医学教育を通してさらに磨きをかけ、良き医師を目指していただきたい」と激励の言葉が贈られました。
 また、明石勝也理事長からは、本学の建学の精神を理解するために、新約聖書ルカによる福音書10章の有名な『善きサマリヤ人』の一節を用いられ、「隣人を自分のように愛することこそが人類愛の本質であり、医療の原点である。マリアンナスピリットに満ちた実りある6年間を過ごしていただきたい」と祝辞が述べられました。
 尾崎学長の式辞、明石理事長の祝辞を胸に新入生代表の清水健さんによる宣誓、在学生からの歓迎の辞に続き、小田武彦司祭(本学特任教授)による祈願が行われました。
 最後に全員で校歌を斉唱し閉式となりました。
 日本で唯一の「キリスト教精神に基づく医科大学」の名に相応しく、厳粛かつ友愛の精神に満ちた式典となり、新入生をはじめ、新入生達をこれまで支えてきたご家族、関係者の皆様の心に残る入学式となりました。


  • 祝辞を述べる尾崎学長

  • 新入生代表して宣誓する清水健さん

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