研修・大学院

院内急変対応システム(RRS)に関する検討

NEWS gradeの有用性

入院患者の9.2%は予期せぬ悪化を来し、その43.5%は防げる可能性があるとされる。早期介入で患者を守るためにRRSの導入が我が国でも進んでおりレジストリにより我が国の現状や問題が明らかになってきている。

より精度の高いシステム構築のために早期警告スコアが開発されており、英国で開発されたNEWS(National Early Warning Score)の我が国での有効性をレジストリを用いて検討した。結果としては我が国でもNEWSを用いることで、入院患者のリスク層別化が可能であり、入院患者の病状変化の早期発見に有効である可能性が示された。さらなる研究を続け、我が国に適した、安心して入院生活を送ることが可能なシステム構築を目指している

コードブルーを防ぐために

RRS(Rapid Response System)は、院内急変の発生を未然に防ぎ、コードブルーとなる前に適切な処置を行うための院内システムです。

当院では、2010年度からRRSを導入し、小児科を除く全科に横断的対応を行っています。

活動実績

RRS出動先一覧(2010年6月~2014年8月)

学会発表

当院における4年間の院内急変対応システム(RRS)起動実績の検討

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