本教室について

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【業務の概要】
救急外来とICU・HCU、夜間急患センター、救急放射線部が同一のフロアに存在し、救急外来では1~3次救急の初療を行いつつ、入院後の経過も視野に入れた治療が開始されます。一般病棟での管理が可能であれば、院内各科に引き継ぎ、集中治療の必要があれば、即座にICU(10床)へ入院となります。重症外傷などでは、救急放射線による血管造影と治療後にICUへ入院となります。ICUでの集中治療は最新のエビデンスと機器によって行われ、病状が安定すれば、隣接するHCU(20床)、上層階のB6CU(12床)へ転出し、一般病棟への転棟や転院を模索します。転棟後に病状が再度悪化すれば、RRS(院内急変対応システム)が介入し、再びICUで治療を行うこともあります。

【二交代制によるメリハリのある生活です】
勤務は日勤(1コマ:12時間)、または日勤と夜勤(2コマ:24時間)となります。24時間以上の連続勤務はありません。綿密な申送りと、エビデンスに基づき、主観を排した治療を行っており、主治医制ではありません。勤務時間外の呼び出しもありません。その代わりに、自分の勤務時間中は全力を尽くします。

【これからの医療に貢献できる人材育成を目指します】
救急搬送とwalk-in受診、軽症から重症まで幅広く診察し、ICUからHCUまで一貫した診療を経験することは、今後の日本で求められる総合医・病棟医(Hospitalist)にとって非常に有意義であると自負しています。

【専門医・指導医の申請が可能です】
専門医申請に必要な、日本救急医学会の指導医認定施設・救急科専門医指定施設、日本集中治療医学会の集中治療専門医研修施設です。専門医資格を取得することが可能です。

【多くの経験と広い視野のために】
同じ環境だけでの経験は偏ってしまいます。広い視野を得るために、大学病院(1208床)、西部病院(518床)、多摩病院(376床)と異なった規模の病院間でのローテーションを行っています。さらに、異なる組織での経験のために、東京ベイ浦安市川医療センター(344床)、練馬光が丘病院(342床)などでの勤務も選択することができます。