本教室について

一緒に働いてみませんか

【救急外来、集中治療室、総合診療を偏りなく学べます】
当院は救急外来部門として、3次救急患者の診療を中心とする救急外来と、walk inの1〜2次救急患者を診る夜間急患センターとを併設しています。年間の受診者数は2万人を超えており、一般病床への入院が困難な重症例については、救急外来と同じフロアにある10床のICU、20床のHCUで入院加療を継続しています。さらに、2019年には別館6階に12床のBridging Care Unit(通称、B6CU)を立ち上げ、42床の急性期病棟を担当しています。救急医といえば初療と振り分けを担当するイメージがありますが、軽症から重症まで全ての病態について初療を行い、入院後の急性期についても集中治療を担当していきます。急性期を脱したとしても、複数の病態を抱えて単一科の一般病棟では対応が難しい症例についてはB6CUでの治療を行い、総合診療と社会的問題の調整まで踏み込んでいきます。救急医、集中治療医、総合医の要素を網羅し、軽症から重症まで全てに対応することができます。

【勤務形態はシフト制です】
シフト勤務のため、on-offがはっきりしているのも特長です。勤務明けの時間や休みがはっきりしているため予定も立てやすく、趣味や習い事等もしやすいです。「重症対応ができる医師だが、いつまでも病院にしばられるわけではなく、勤務時間がはっきりしている。」このようなライフスタイルが可能です。育児休暇も可能であり、女性も男性も家庭事情に合わせた対応が可能です。

【救急専門医・集中治療専門医が取得可能です】
救急科専門医認定施設、集中治療専門医研修施設であり、救急科領域における新専門医制度でも基幹施設に認定されています。

【RRS (Rapid response system)と臓器提供】
聖マリアンナ医大本院救命救急センターは、RRS(Rapid response system)に日本で先鞭をつけた施設としても知られています。これは院内急変を未然に防いで予期せぬ急変による死亡率を減らすという画期的な試みで、近年、国内でも導入する施設が増えてきています。当科では開始されてから2年以上が経過し、既に確立されたシステムとなっています。また、脳死判定施設としても積極的に活動しており、脳死下臓器提供も行われています。

【各種OJTの受講、インストラクター資格取得可能です】
AHAのECCトレーニングサイトであり、BLSやACLS、PALSの受講ができ、またインストラクター資格の取得ができます。JPTEC、JATEC、FCCSも受講、指導資格の取得が可能です。

【センター内に放射線科医が24時間常駐しています】
放射線科医の24時間センター内常駐も特長のひとつです。救急を受診した患者の画像は24時間いつでも専門家のチェックを受けることができます。救急医が読影指導をいつでも受けられることにより、画像診断技術の向上と、見落としのない診療体制を両立しています。また、救急放射線領域で著名な松本純一医師も当科のスタッフであり、救急放射線科医師養成プログラムも別に用意しています。

【女性医師も多数活躍しています】
女性医師も生き生きと働いています。救急外来が得意な医師、ICU管理が得意な医師と、その志向も様々ですが、皆どちらもバランス良くこなせるのも特長です。

【学位取得も臨床と並行して可能です】
救急医には「学位はいらない」という方も多く、決してそれを否定するわけではありませんが、当科は大学の医局なのでもちろん学位取得は可能です。研究題材は日々の臨床に豊富にあります。臨床で得たclinical questionに基づきclinical studyを構築しています。救急の臨床は当然として、少しでも学位取得にも興味のある方!臨床と学位の両立は不安かもしれませんが、当科では両立が可能です。

【複数の施設で研修ができます】
当科の研修では、聖マリアンナ医科大学の救命救急センターだけではなく、横浜市西部病院の救命センター(本院と同様に救急外来から10床のICU、30床のHCUへと連続して診る形式)、川崎市立多摩病院の救急災害医療センター(2次救急外来専門)などの各附属病院もローテーションします。 様々な施設での勤務を経験できることは、自分の仕事の幅を拡げることにも役立ちますし、自分に合ったスタイルがどれなのかをじっくり考えることもできます。

【他にやり残した科がある・・と思っている方も!】
当科から、院内他科の短期研修も可能です。これまでに、循環器科、神経内科、腎臓内科、外科、麻酔科、産婦人科、超音波センターでの研修の実績がありますが、基本的には希望されるどの科でも研修が可能です。小児医療は、成育医療センターへ短期留学の実績があります。

【スタッフレベルの医師も募集しています】
救急の経験のある方はここで更に救急外来、集中治療どちらの経験も積め、既に書いたように救急科専門医、さらに上級資格の救急指導医や、集中治療専門医の資格も取得できます。OJTのインストラクターなどの指導資格も取得できます。また大学教員として学生の指導もすることができます。

【救急の経験が全くない方でも大歓迎です!】
当科には、40歳、医師となって15年を過ぎてから初めて救急の世界に入った医師もいます。既に救急科専門医を取得し、大学教員として教育も行い、全く遜色なく働いています。救急に興味はあるけれど時機を逸してしまったかな・・・とお考えの方!一度ご相談下さい。