診療案内

検査について

基礎体温について

当院では不妊外来に通院される方みなさんに基礎体温をつけていただいています。基礎体温計や基礎体温表は市販のものでかまいません。診察時には持参してください。

  • 朝起き上がる前に舌下で測定してください。
  • デジタルの場合はグラフにしてください。
  • 生理1日目を1として月経周期を必ず記載してください。

一般不妊検査について

★血液検査

  • 末梢血検査
    貧血や白血球、血小板の数を調べる検査です。
  • 血糖
    不妊に関連する糖尿病がないかを確認します。
  • 甲状腺検査
    不妊に関連する甲状腺疾患がないかを確認します。
  • クラミジア検査
    卵管性不妊になる可能性のある性感染症です。血液中の抗体価を測ります。
  • プロラクチン
    脳からでるホルモンで本来は授乳の時に上がるホルモンです。
  • 男性ホルモン(遊離テストステロン)
    男性ホルモンが高すぎないかを調べます。
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)
    生理3日目(生理2~5日目)に基礎値を測ります。脳から卵巣に作用して卵胞を育てるホルモンです。
  • 黄体化ホルモン(LH)
    生理3日目(生理2~5日目)に基礎値を測ります。脳から卵巣に作用して排卵させるホルモンです。
  • エストロゲン(女性ホルモン)
    生理3日目(生理2~5日目)に基礎値を測ります。
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)
    高温期に測定し、黄体機能を評価します。
  • 抗ミュラー管ホルモン(AMH):自費
    卵巣予備能を表すといわれているホルモンです。
  • 抗精子抗体:自費
    精子を攻撃するような抗体があるかを調べます。
  • その他各種、自己抗体検査、染色体検査、血小板凝集能検査などを必要に応じて行います。

★子宮卵管造影検査

生理5~10日目に行います。月曜・水曜・金曜の13:30~と13:45~の予約制です。子宮の中に細いチューブを入れて造影剤を流し、卵管が通っているかどうかなどを確認します。撮影後1時間で腹部のレントゲン検査をして、造影剤がお腹の中に均一に広がっているかを確認します。

★精液検査

予約制になっており、お渡しした容器に自宅で採精していただき、持参して頂きます。

★子宮鏡検査

子宮内に病変があるかどうかを調べるため、子宮の中に細い内視鏡を挿入して観察します。外来で行う検査です。生理5~10日目に行います。平日11:30~の予約制です。

★腹腔鏡検査

お腹に数カ所穴をあけて内視鏡でお腹の中を観察します。約2~3泊の入院が必要です。全身麻酔で行います。検査と同時に治療もできます。