不妊の原因に応じて、必要な手術はほとんど当院にて行うことが可能です。これらは保険診療になります(子宮鏡手術、腹腔鏡手術、卵管鏡下卵管形成術など)。
一般的な不妊治療としては、各6ヶ月を目安として、タイミング法⇒人工授精⇒体外受精と、次の治療にステップアップしていきます。
基礎体温、超音波検査にて排卵日を推定しその前後で性交渉を行って妊娠をめざす治療です。血液検査を併用することもあります。必要があれば排卵誘発や黄体補充のための薬剤を併用します。
基礎体温、超音波検査にて排卵日を推定し、予測された排卵日前後で精子を子宮内に注入する方法です。精子は自宅で採精し当院に持参していただきます。血液検査を併用することもあります。必要があれば排卵誘発や黄体補充のための薬剤を併用します。
卵巣より卵子を採取し体外にて精子と共培養し受精させ受精卵(胚)を子宮内に移植します。
当院で体外受精をご希望される方はご夫婦で説明会(月1回土曜日:開催日は外来に掲示してあります)をうけていただきます。
通常の体外受精において受精に至らない場合に、顕微鏡下にて一匹の精子を卵子の中に注入して受精をさせる技術です。 精子が少ない場合や凍結精子を使用する場合は顕微受精を行います。
採卵した周期に胚移植を行う方法です。良好胚を子宮内に戻します。採卵後の子宮や卵巣の状態により、新鮮胚移植ができない場合があります。
採卵後の子宮や卵巣の状態により、新鮮胚移植ができない場合や新鮮胚移植時に余った胚がある場合は胚を凍結保存します。後日、子宮卵巣を整えて、融解し胚移植をします。凍結した胚は通常95~99%もとに戻ります。凍結胚は1年1回の更新にて凍結保存の延長が可能です。
当院では大学病院の特性を生かし、各種内視鏡手術を行っています。腹腔鏡、子宮鏡、卵管鏡手術が可能です。