研修・大学院

後期研修医の声

井田圭亮(平成24年 聖マリアンナ医科大学卒)

大学院医学研究科(大学院生)コース 

卒後4年目の井田圭亮です。私は聖マリアンナ医科大学出身で同大学で2年間の初期臨床研修を行い、平成26年度より消化器一般外科・後期研修(大学院生コース)で研修を行っています。

入局理由

大学入試の面接の際に、面接官をしていただいたのが当科の大坪教授でした。
無事合格後、アメリカンフットボール部に入部すると、顧問は大坪教授でした。
研修医のローテーションでも最初の科が消化器外科であり、不思議な縁を感じていました。もともと救急領域に興味がありましたが、画像やデータで診断し、薬で行う治療よりも、「自分の手で触れて適応を決めて、自分の腕で治療する」という腹部救急を身につけたいという思いが一番の動機です。

後期研修について

私は大学院生コースで研修を行っていますが、学位の取得を目指そうとするとどうしても臨床能力の低下や、手術手技の向上の遅れが気になります。しかし、当科のコースでは1・2年次に外科医として各科ローテーションをすることで専門医の取得も最短で可能です。また、科の隔たりなく様々な指導医の先生の指導を受けることが出来るため、自分自身のスキルの幅が広がるだけでなく、柔軟な臨床能力が身についていると日々実感しております。

入局希望者へのメッセージ

外科医というと「きつい」「寝むれない」「帰れない」といったイメージがあると思います。確かに、しんどいな、と思うことも多々あります。しかしながら術者として、あるいはチームの一員として患者さんの治療がうまく行った時の喜びや達成感は、何物にも代えがたいものです。指導医の先生方も人間として非常に魅力的で、熱い先生が揃っています。是非、僕らの仲間として一緒に頑張りましょう!