卒業後の進路について
聖マリアンナ医科大学看護専門学校を卒業し、看護師国家試験に合格して看護師の資格を取得した後は、聖マリアンナ医科大学病院および系列の附属病院で看護師として働きます。就職率は100%です。保健師や助産師への道や将来を見据えた専門看護師、認定看護師、看護教育者への道も充実しており、働きながらスキルアップしていくことも可能です。
一定期間臨床で経験を積み、研修を受け認定看護師になることや看護教員・看護管理者になるための研修を受けることもできます。大学編入者には2年、助産師学校進学者は1年、就職を先延ばしできる制度もあり、卒業後の就職の心配はありません。本校では、教員がそれぞれの将来に対し、相談・支援をしています。

卒業生のメッセージ
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患者さんの「その人らしさ」を大切にした看護を提供します。
看護学校3年生の時に、糖尿病センターに実習に行ったのをきっかけに糖尿病看護に興味を持ち、またその時にご指導いただいた指導者さんの看護している姿に憧れ、糖尿病センターへの就職を希望しました。それから10年が経ち、今でも糖尿病センターで勤務をしています。4年目の時に糖尿病療養指導士の資格を取得し、患者教育やスタッフ教育、学会での研究発表など糖尿病看護を中心に活動を行っています。
私の勤務している病棟は慢性期の患者様が多く入院する病棟なので、患者様の「その人らしさ」を大切にした看護が提供できることを目標としています。現在は主任看護師として活動しており、主に学生指導を中心に行っているため、私が大切にしている看護を学生の皆様にも伝えられるよう日々努力しています。看護は難しいですが、日々の関わりを振り返りながら自己研鑚できる素晴らしい職業です。
看護学生は我々スタッフの一員です。一緒に看護できる日を楽しみに待っています!
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卒業生
聖マリアンナ医科大学病院
糖尿病センター
糖尿病療養指導士
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これまで歩んだ患者さんの生活や人生を大切にして、入院生活を支援しています。
『私が働くハートセンター北病棟はCCUを併設しており、超急性期から回復期、慢性期、終末期と様々な病期の心疾患患者さんが入院しています。心不全を抱える患者さんは心機能を悪化させないために、生涯疾患を抱えながら療養生活を過ごさなければなりません。私は、様々な病期にある心疾患患者への看護をしたいと思い、この病棟に配属を希望しました。現在は、慢性心不全看護認定看護師(4年目)として、心不全患者さんを対象にした心不全チームとして様々な支援を行っています。
患者さんにとって病気をし、入院するということは、長い人生の中でほんのひと時です。入院する前は患者さんではなく、その人の生活や人生を歩んでいます。私は患者さんの過ごしてきた人生を大切に、その人らしく入院生活を送ることができるよう支援しています。退院後は心疾患を抱えながらも、その人にあった生活の調整ができるよう、少しでも力になれたらと考え患者さんと関わり看護をしています。患者さんからいただく感謝の言葉や元気に通院している姿を見ることが私にとっての大きな励みです。
患者さんも医療者もhappyに!!を目標に日々精進・自己研鑚し、成長していきたいと思っています。1人でも多くの仲間と一緒に看護することを楽しみにお待ちしています。
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卒業生
聖マリアンナ医科大学病院
ハートセンター北病棟
慢性心不全看護認定看護師
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笑顔で退院していく母子の姿が励みになっています。
母性実習をきっかけに助産師を志し、卒業後助産師学校に進学しました。周産期センターで働き始めて2年が経ちます。当センターはハイリスク妊産婦の管理も行っているため、他科や他職種との連携も重要であり、日々チーム
ワークの大切さを感じています。外来との一元化により妊娠期から産褥期までスタッフが継続的に関わることで、早期から患者さんとの関係を築くことで個別
的な介入ができるため、やりがいを感じています。
妊娠、出産は女性のライフサイクルの中でも大きな出来事であり、新しい命が誕生するまでの喜びや不安、時には厳しい現実と向き合う患者さんとその
家族と関わる中で信頼関係を築くことの大切さを実感しています。かけがえのない命の誕生の場に携わらせていただき日々パワーを貰っています。出産の
時は緊張感が高まりますが、何よりお母さんと赤ちゃんが対面する瞬間の喜びを分かち合えることに達成感を感じ、笑顔で退院していく姿が励みになっています。
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卒業生
聖マリアンナ医科大学 横浜市西部病院 周産期センター
助産師