当科における人材養成システムは大きくわけて、初期臨床研修、後期臨床研修、大学院に分かれます。
★初期臨床研修は聖マリアンナ医科大学臨床研修センターの卒後研修カリキュラムに沿って医師として必要な知識と技能を習得していただきます。詳しくは「初期研修について」からリンクされている聖マリアンナ医科大学臨床研修センターのホームページをご覧下さい。
★後期臨床研修では消化器内科医として必要な知識と技能を習得していただきます。ただし、黙って口を開けていれば食べ物を運んできてもらえるヒナ鳥の時期は終わりです。後期臨床研修を修了しときには自ら羽ばたける医師に成長している必要があります。その後も研鑽を積み医学の進歩についていく事が要求されます。その為に習得すべきものは何でしょう?当科ではそれをしっかりとサポートしたいと考えています。詳しくは「後期研修のご案内」をご覧下さい。
そして最後に大学院です。
臨床家が大学院を卒業したり、博士号を持っている必要があるのでしょうか?「必要ない」と答える人も多いと思います。現在は「博士」より「専門医」を志向する傾向にあります。この論理は大変わかりやすい。
しかしちょっと待って下さい。
医師は博士号取得率の最も高い職種の一つと考えられてきました。
現在の専門医志向の風潮からはネガティブなイメージで語られる事も多くあります。
しかし、なぜそのように多くの医師が医学博士を取得するようになったのでしょう?
臨床医が医学博士号を取得する事の本質的な意味はどこにあるのでしょうか?当科の大学院ではこの「本質」を学んでいただきたいと考えています。
必要性については、この問いについて考えた後で、改めて考えても遅くはないでしょう。多くの若手医師が、我々の門をたたいていただけることを心待ちしております。
当科での研修や大学院入学を、少しでもお考えの方は、医局長・渡邊、もしくは副医局長・松永、中原までお気軽にご連絡ください。連絡先は下記となっております。
• 電話:聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科 医局
044-977-8111 (内線: 3380)
• e-mail: twatanab@marianna-u.ac.jp
• e-mail: kotarom@marianna-u.ac.jp