横浜市立市民病院は,人口約 350 万を有する横浜市直轄の病院として運営され,感染症対応病床 26 床を含め全体として 626 床を有しています。
救急医療に関しては,以前は救急部として救急外来を中心に活動していましたが,18 年 4 月より救急外来,ICU(救急用ICU 4 床,Surgical ICU 6 床,全体として 10 床),救急病棟( 30 床)を一体化した効率よいかつ機能的運用を目的に"救急センター"が立ち上げられました。18 年度における救急センターの実績は救急センター受診患者者総数 21,208 人( 1 日平均 58.1 人),救急車受け入れ台数 6,750 台( 1 日平均 18.5 台),救急入院患者数 4,644 人( 1 日平均 12.7 人),さらには来院時心肺機能停止症例の受け入れも 300 例を超えています。実績からもわかると思いますが,当院救急センターは横浜市を代表する二次救急医療施設言い換えれば ER として機能しています。
尚,当院は19 年 1 月より日本救急医学会救急科専門医指定施設にも認定され,さらなる救急医療体制の充実を目的に"新型救命救急センター"を申請中です。