1st for MAP50 (個々の入学者を大切にし、良医として輩出する教育の実践)

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1st for MAP50
個々の入学者を大切にし、良医として輩出する教育の実践

新入生は間違いなく6年後に医師になろうと思っているはずです。その気持ちを大切にし、入学した学生のすべてが6年後に医師になれるよう、しっかりした教育体制を構築したいと考えます。もちろん、ただ国家試験に合格すればよい、というものではありません。ディプロマ・ポリシーにあるように「正しく判断し、正しく行動し、生涯にわたって省察し実践できる」豊かな人間性のある医師を養成します。

幅広く豊かな人間性を身に付ける総合教育科目の充実

医学に係る必修科目の他に、総合教育科目として、多くの科目が選択できます。そこには「芸能と日本語」「経済学入門」など、医学とは直接関係のないものも多くあります。文化系教育の教授陣を擁する上智大学や明治大学等と提携をさせていただくことで成り立っていますが、学生諸君が医学に偏らない知識を持ち、幅広く豊かな人間性を身に付けるのに役立っていると考え、一層の充実を図っていきたいと考えます。

確実に医師になることを目指す教育の実践

Computer-based testing(CBT)は臨床実習前の医学的知識の完成度を問う試験であり、Objective structured clinical examination(OSCE)は臨床実習開始に必要な診療上の技能を問う実技試験です。本学では両試験とも4年次秋に行われます。両者とも准国家試験の扱いであり、これに合格し「Student Doctor」とならないと臨床実習に臨むことができません。
現状CBTで2~3名の最終不合格者が出ますが、4年生全員が合格するよう、カリキュラムを最適化していきます。各科目をブロック制で集中的に講義し、Team-Based Learning(TBL)で知識の有機的な結びつきを深め、総合試験でどの角度からでも対応できる知識体系を身に付けてもらう予定です。そのためには、各学年で余裕をもってTBLが行える多目的ルームの整備などを進めていく予定です。
4年次後半から6年次前半にかけて2年弱の臨床実習の後、卒業と医師国家試験受験があります。この間の臨床実習では、知識と技能と態度がすべて揃った医学生が育つよう教育していきます。できる限り多くの6年生が卒業し、できる限り多くの卒業生が医師国家試験に合格するよう教員一同努力しております。