Q9：最短修了年限は何年？
A9：
3年です。大学院学則第27条には優れた業績を挙げた者については3年で修了できるとあり、「優れた業績を挙げた者」に関する申し合わせの要件を満たせばその可能性があります。3年で修了することにより授業料の負担が軽減できるとともに、特に臨床系専攻分野に在籍する方にとっては4年目を専門医取得に向けることが出来、大きなメリットになります。
「優れた業績をあげた者」に関する申し合わせ（抜粋）
- （１）主論文の掲載誌のimpact factorが５点以上、あるいは各研究領域別impact factorランキングで上位５誌以内（ただし、impact factor １点以上）の場合。
- 主論文内容が日本医学会の分科会または国際学会で発表され、その学会の定めた賞を受賞するなど、内容が著しく優れていると認められ、参考論文（副論文）がreferee制度の確立されている主要国際誌に掲載された場合。
- 主論文および参考論文（副論文）の掲載誌のimpact factorの合計が１０点以上の場合。
最初から重点的に研究すれば、この基準は決してむずかしいものではないでしょう。チャレンジする価値は十分にあると思います。
