遺伝あるいは染色体について、ご心配、ご相談のご希望がある患者様に遺伝カウンセリングを設けております。遺伝カウンセリングとは、ある家系の遺伝疾患の発症(発病)や発症(発病)のリスクに関連した家族達の様々な問題について、患者本人や家族に対して行われる医学的なお手伝いです。
遺伝性疾患や染色体異常あるいは染色体疾患について心配な方、あるいはご家族での疾患や、繰り返す流産、不妊や不育についての検査を行って異常を指摘された方などに、臨床遺伝専門医あるいは遺伝カウンセラーが担当します。
ご心配の内容をお聞きし、問題について整理をします。具体的な疾患などの診断があれば、そのおおよその経過、また行うことのできる治療法などをご紹介します。場合によっては染色体などの検査を行うこともあります。いらっしゃった方からお話を聞くことで、遺伝形式、血縁者に発症する可能性を判断し患者さんやご家族にご理解いただくこと、またその可能性に対してできうる限りの納得できて、実行できる選択肢を一緒に探し出し、実行するためのお手伝いをします。
妊娠中で、おなかの赤ちゃんのことで指摘を受けて心配な方、これから妊娠を考えているけれども気になることがある方、心配なことが遺伝のことと思っているが、本当に遺伝にかかわるものかわからないという方、ご家族に先天性の病気をおもちの方、次のお子さんについて悩まれている方などが対象となります。
産婦人科、小児科外来から院内紹介による予約が可能です。
費用は自費となります。ご希望の方は、受診時に主治医・担当医にご希望の胸をお伝えください。
遺伝診療部HP:
https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/kanja/sinryou2/shinryoukyouryoku_13/