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掲載日:2025年11月19日

第18回前田賞授賞式・祝賀会を挙行

去る10月31日、本学において「第18回 前田賞授賞式」を開催しました。
本賞は、本学第3代理事長 故・前田徳尚先生が生前に私財をもって創設された奨励金を財源としており、優れた功績を挙げた教職員を顕彰するものです。
今年度も多くの推薦・応募の中から選考委員会による厳正かつ入念な審査が行われ、その結果、以下5名の教職員が受賞となりました。
授賞式では、明石勝也理事長より、前田賞創設に込められた想いとともに、受賞者への力強い激励の言葉が述べられました。
続いて、鈴木宣男選考委員長(総務担当理事)からは、今年度選考の総括報告が行われました。受賞者一人ひとりからは、長年の取り組みを振り返る成果報告と、今後への抱負が語られ、本学のさらなる飛躍を感じさせる授賞式となりました。
また今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年度以降中止していた祝賀会を、教育棟1階マリオンにて開催しました。
祝賀会には2020年度から2024年度の歴代受賞者も多数参加し、受賞者同士の交流が活発に行われるなど、終始和やかな雰囲気に包まれた会となりました。


受賞者5名(50音順)


(1)上村 悠(血液・腫瘍内科学)講師

タイトル:JAK1/2 Inhibitor Ruxolitinib for the Treatment of Systemic Chronic Active Epstein-Barr Virus Disease: A Phase II Study
邦題:JAK1/2 阻害薬ルキソリチニブによる全身型慢性活動性 EB ウイルス病の治療:第 II 相試験

(2)川口 敦(小児科学)教授

タイトル:Prevalence, management, health-care burden, and 90-day outcomes of prolonged mechanical ventilation in the paediatric intensive care unit (LongVentKids): an international, prospective, cross-sectional cohort study
邦題:小児集中治療室における長期人工呼吸の国際多施設横断および前向きコホート研究

(3)仁平 直江(大学院 応用分子腫瘍学)特任講師

タイトル:Nuclear PD-L1 triggers tumour-associated inflammation upon DNA damage
邦題:DNA 損傷下において核内 PD-L1 は腫瘍関連炎症を引き起こす

(4)野田 竜之介(腎臓・高血圧内科学)助教

タイトル:Machine learning-based diagnostic prediction of IgA nephropathy:model development and validation study
邦題:機械学習に基づく IgA 腎症の診断予測:モデル開発・検証研究

(5)望月 文博(耳鼻咽喉科学)講師

タイトル:Microbial alpha diversity in the intestine negatively correlated with disease duration in patients with Meniere's disease
邦題:メニエール病患者における腸内細菌叢のアルファ多様性と罹病期間との負の相関


受賞者5名


前田先生のご遺影を囲んで(受賞者、選考委員、理事)


祝賀会の様子