Marianna Today
掲載日:2024年11月14日
北川学長 海外協定校3校を訪問
2024年10月~11月にかけて、北川学長が3校の海外協定校を訪問し、選択制臨床実習中の医学部5年生の学生を激励しました。
台湾の国立成功大学(台南市)は2016年に訪れたことがあり、今回は二度目の訪問でした。現地の外科の医師と学生を対象に講演を行い、講演終了後は研修医と「将来の外科医について」をテーマに意見を交わしました。成功大学の学生の英語力は非常に高く、本学の学生同様に教育水準の高さが窺えました。
タイのコンケン大学(コンケン市)では、コンケン大学医学部長と意見交換を行い、小児外科の医師および研修医対象に「胎児治療における革新:外科的介入と将来の展望」のテーマで講演を行いました。日本に対する憧れを持った学生が多く、約30名の学生が聖マリアンナ医科大学の紹介と学生との交流会に参加しました。また、スリナガリンド病院(コンケン大学附属病院)を訪問し、臨床実習中の本学の学生と以前コンケン大学から本学に留学した学生との交流をいたしました。
南インドのNITTE大学(マンガロール市)では、学長と面談し、インドにおいても医学部生の女性割合が増えたことや人口が世界一になったインドついて議論を交わしました。その後、学生対象に「10年後の医療の未来」について特別講演を行い、250名の医学部生や教員が参加し、その熱心さが伝わってきました。NITTE大学は、宮崎大学と共同研究プロジェクトを行っており、再生医療の研究室も見学いたしました。
短時間ではありましたが、三カ国を訪問し、本学の5年生は海外でも十分通用する語学力と臨床能力を持っていることを実感し、提携校とのつながりを深めることができました。